分散アプリケーションコンポーネントで、Web アプリケーションが外部から利用できるようにするための規格群に準拠したものです。代表的な Web サービスのシナリオでは、業務アプリケーションが HTTP 上で SOAP プロトコルを使用することによって、指定された URL にあるサービスに要求を送信します。サービスはその要求を受信、処理して、応答を返します。Web サービスの具体例としては、株式市況サービスが挙げられます。クライアントアプリケーションが指定された株式の最新の株価を求める要求を送信し、Web サービスは、その応答としてその株価を返します。
Web サービスは、アプリケーションから呼び出すことができる一群のメソッドを提供します。これらのメソッドは、Web サービスの WSDL ファイル内に記述します。「サービス」ウィンドウで Web サービスを追加すると、IDE がその Web サービスの WSDL ファイルを読み取り、アプリケーションで使用可能な一群のメソッドスタブを自動的に作成します。