WSDL ファイルコンポーネントの構成
関連項目
ここでは、WSDL ファイルの ルート要素 の構成方法、要素への ドキュメント の追加方法、および XML スキーマと WSDL ファイルの インポート 方法について説明します。
- 「ソース」ビューを使用して import 文を追加するか、URL 参照付きのファイルをプロジェクトにコピーした場合は、参照先の WSDL ファイルには URL でのみアクセスできます。この場合、プロジェクトには一部のドキュメントの実際のクロージャーが含まれないことがあります。WSDL ファイルが参照される場合、IDE は「外部 WSDL ドキュメント」ウィザードを使用して WSDL リソースを取得する場合と同じロジックを実行し、ドキュメントを透過的にフェッチして、それをバージョン管理対象でない領域に格納します。このため、参照先のドキュメントがローカルにないことから、マシン上でこれらのドキュメントに最初にアクセスする場合に遅延が発生します。そのあとのアクセスは高速に行われます。
ルート要素の構成
ルート要素には、WSDL ファイルの名前、ターゲット名前空間、デフォルト名前空間、および名前空間の接頭辞のプロパティーが含まれています。
ルート要素を構成するには、次の手順に従います。
- 「WSDL」ビューでルートノードを選択します。
- 「プロパティー」ウィンドウが表示されない場合は、「ウィンドウ」>「プロパティー」を選択します。
- 必要に応じて、名前、ターゲット名前空間、およびデフォルト名前空間を編集します。
- 必要に応じて、名前空間の接頭辞の値を編集します。
ドキュメントの追加
WSDL ファイルの任意の要素にドキュメントを追加できます。
ドキュメントを追加するには、次の手順に従います。
- 「WSDL」ビューで、要素を右クリックして「追加」>「ドキュメント」を選択します。
ドキュメントノードが表示されます。
- ドキュメントノードを選択します。
- 「プロパティー」ウィンドウが表示されない場合は、「ウィンドウ」>「プロパティー」を選択します。
- ドキュメントのテキストを入力します。
XML スキーマと WSDL ファイルのインポート
WSDL エディタを使用して、XML スキーマファイルまたはプロジェクトに含まれる別の WSDL ファイルをインポートできます。
XML スキーマをインポートするには、次の手順に従います。
- 「WSDL」ビューでルートノードを右クリックし、「追加」>「スキーマをインポート」を選択します。
「インポートカスタマイザ」ダイアログが表示されます。
- 「位置」リストで「ファイル別」または「名前空間別」ノードを展開し、XML スキーマファイルのある場所に移動して選択します。
「位置」リストの下の「名前空間」フィールドが、自動的に入力されます。
- (省略可能)「新規接頭辞」フィールドに、使用する接頭辞を入力します。
- 「閉じる」をクリックします。
別の WSDL ファイルをインポートするには、次の手順に従います。
- 「WSDL」ビューでルートノードを右クリックし、「追加」>「WSDL をインポート」を選択します。
「インポートカスタマイザ」ダイアログが表示されます。
- 「位置」リストで 「ファイル別」または「名前空間別」ノードを展開し、WSDL ファイルのある場所に移動して選択します。
「位置」リストの下の「名前空間」フィールドが、自動的に入力されます。
- (省略可能)「新規接頭辞」フィールドに、使用する接頭辞を入力します。
- 「閉じる」をクリックします。
- 関連項目
- 外部スキーマの参照
- WSDL メッセージの構成
- WSDL ポート型の構成
- WSDL 結合の構成
- WSDL サービスの構成
著作権と商標について