JSF 1.2 進捗バーコンポーネントの「プロパティー」ウィンドウ
関連項目
ビジュアルデザイナーで編集中のページで進捗バーコンポーネント を選択すると、そのプロパティーが「プロパティー」ウィンドウに表示されます。 でこのコンポーネントを選択することもできます。
この JavaServer Faces 1.2 コンポーネントには、次のプロパティーがあります。
「一般」
id。 型: String
ページ Bean および JSP ファイルでの進捗バーコンポーネントの名前。ページ Bean では、コンポーネントは PropertySheet オブジェクトで表されます。
外観
description。 型: String
監視対象のタスクの説明。
failedStateText。 型: String
タスクが失敗した場合に表示されるテキスト。このテキストとともにデフォルトのアイコンが表示されます。
height。 型: int
進捗バーのイメージの高さ (ピクセル単位)。デフォルトの高さは 14 ピクセルです。
logMessage。 型: String
コンポーネントの下部にあるテキスト領域に表示されるメッセージ。
progress。 型: int
完了したすべてのタスクのパーセンテージを示す数値。必要な整数データを生成するオブジェクトにこのプロパティーをバインドします。
progressImageUrl。 型: String
進捗を示すためにデフォルトの動画の進捗バーの代わりに使用されるイメージの URL。
refreshRate。 型: int
進捗バーのイメージが更新される間隔 (ミリ秒単位)。
status。 型: String
タスクの現在の状態を示すためにコンポーネントの下部に表示されるテキスト。たとえば、完了した作業のパーセンテージや残り時間を示す文字列が考えられます。
style。 型: String
コンポーネントに適用する階層式スタイルシートの規則 (CSS レベル 2)。例:
position: absolute; left: 288px; top: 312px
値を直接入力するか、省略符号ボタン (...) をクリックしてスタイルエディタ を使用して入力します。
このプロパティーは、このコンポーネントのテーマまたはプロジェクトの CSS ファイルの設定をオーバーライドします。コンポーネントの一部が、別のスタイル設定の子コンポーネントによって隠されていると、このプロパティーに指定されているスタイルが適用されていないように見えることがあります。
CSS2 スタイル属性の一覧は、次の Web ページを参照してください。
styleClass。 型: String
コンポーネントの生成時に適用する CSS スタイルクラスの空白区切りのリスト。スタイルクラスは、プロジェクトのスタイルシートまたはテーマの CSS ファイル内で定義されている必要があります。省略符号ボタン (...) を押すと、このプロパティーに追加できるすべてのスタイルが表示されます。プロジェクトの階層式スタイルシートに CSS のクラスや規則を追加する方法については、CSS エディタ を参照してください。
このプロパティーに追加されたクラスが、コンポーネントに対して効果がないように見えることがあります。このように見える理由については、上記の「style」プロパティーの注を参照してください。
現在のテーマ からプロジェクトの CSS ファイルに CSS スタイルクラスを追加し、そのスタイルクラスの定義を変更した場合、その変更は、そのスタイルクラスを使用しているすべてのコンポーネントに作用します。ただし、プロジェクトの CSS ファイルには、デフォルトのスタイルクラスの定義を変更する独自のスタイルクラスを追加することができ、このプロパティーにその独自のクラスを追加した場合、その変更は、このコンポーネントのこのインスタンスにのみ作用します
width。 型: int
進捗バーのイメージの幅 (ピクセル単位)。
動作
toolTip。 型: String
コンポーネントの HTML の title 属性として描画されます。スクリーンリーダーで読み取ることが可能で、ユーザーがコンポーネントの上にマウスカーソルを置くとツールチップとして表示されます。
コンポーネントが非表示の場合は、ほとんどのブラウザでツールチップが表示されません。
visible。 型: boolean
描画される HTML ページでコンポーネントをユーザーに見えるようにするかどうかを指定します。このプロパティーはデフォルトで選択されています。このプロパティーを選択解除した場合、コンポーネントの HTML コードはページに描画されますが、スタイルの設定で非表示になっているので、コンポーネントをブラウザでは見ることができません。HTML コードが描画されているためコンポーネントはフォーム送信時に処理され、ブラウザでソース表示すると HTML コードを見ることができます。このほか、Web アプリケーションはクライアント側の JavaScript を使用して、コンポーネントを表示/非表示にできます。
たとえば特定のユーザーには見せない情報が含まれているなど、コンポーネントを完全に非表示にする必要がある場合は、「rendered」プロパティーを選択解除します。
アクセシビリティー
tabIndex。 型: String
ユーザーがタブでドキュメント内を移動した場合にコンポーネントがフォーカスを得るタイミングを決定するタブ順でコンポーネントの位置を指定します。値は 0 ~ 32767 の範囲の整数です。HTML の <input> タグの tabindex 属性に相当します。
詳細
overlayAnimation。 型: boolean
選択した場合、「progress」プロパティーから取得した完了パーセントの数値が進捗バーの動画に重ねて表示されます。選択しない場合、この数値は進捗バーの下の行に表示されます。 この機能は、 領域が限られているときに便利です。
rendered。 型: boolean
選択した場合、ページが送信されるたびにコンポーネントが描画され、処理されます。選択しなかった場合、進捗バーがページに表示されることはなく、非表示コンポーネントとしても表示されません。
taskState。 型: String
この進捗バーに関連するタスクの現在の状態を表す文字列。プロパティーの横にあるドロップダウンリストをクリックすると、値を選択できます。デフォルト値は「not_started」です。このプロパティーを設定しない場合、このプロパティーはコンポーネントによって自動的に設定されます。「progress」属性の値が 100 より小さく 0 より大きい場合は「running」に、値が 100 の場合は「completed」になります。
type。 型: boolean
進捗バーの一般的な種類。次の種類があります。
確定。 完了したタスクのパーセンテージを示すために使用される、動画の水平バー。
不確定。 タスクの完了したパーセンテージを決定できないときに、タスクが進行中であることだけを示すために使用される、動画の水平バー。
ビジー。 タスクの完了したパーセンテージを決定できないときに、タスクの活動を示す専用の領域として使用される、小さな動画。
関連項目
進捗バーコンポーネント
プロパティーコンポーネント
進捗バーセクションコンポーネント
コンポーネントの手順
コンポーネント関連の手順早見表
著作権と商標について