XSLT モジュールプロジェクトへの XSL ファイルの追加
関連項目
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XSLT モジュールプロジェクトに XSL ファイルを追加する前に、プロジェクトに 1 つ以上の XML スキーマファイルと 1 つまたは 2 つの WSDL ファイルを追加する必要があります。追加するファイル数は、開発している XSL 変換サービスの種類によって異なります。詳細は、「XML リソースの取得」、「XML スキーマファイルの作成」、および「WSDL ファイルの作成」を参照してください。
XSLT モジュールプロジェクトに XSL ファイルを追加するには、次の手順に従います。
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「プロジェクト」ウィンドウで「XSLT モジュール」ノードを右クリックし、ポップアップメニューから「新規」>「XSLT サービス」を選択します。「新規 XSLT サービス」ウィザードが開きます。
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XSL 変換サービスの種類を選択します。次の種類があります。
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要求-応答サービス。この種類の XSL 変換サービスは、Web サービスからメッセージを受け取り、それを変換して返信します。
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サービスブリッジ。この種類の XSL 変換サービスは、2 つの Web サービス間で交換されたメッセージを変換します。
「次へ」をクリックします。ウィザードの次のステップは、このステップで選択した内容によって異なります。
要求-応答サービス
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「Web サービス」ドロップダウンリストで、新しい XSL 変換サービスのインタフェースを定義する WSDL ファイルを選択します。ドロップダウンリストには、プロジェクトに含まれる WSDL ファイルが表示されます。「次へ」をクリックします。
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「XSL ファイル」フィールドに XSL ファイルのファイル名を指定するか、デフォルト設定 (xsl1.xsl) のままにします。
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「ポート (パートナー/ロール)」ドロップダウンリストには、前のステップで選択した WSDL ファイル内の使用可能なポート型が表示されます。XSLT サービスで使用するポート型を選択します。
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「操作」ドロップダウンリストで操作を選択します。
「入力の種類」と「出力の種類」の各行に、選択した操作に対応する入力と出力の種類が入力されます。
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(省略可) JBI メッセージ全体に変換を適用する場合は、「JBI を変換」チェックボックスを選択します。
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「JBI を変換」チェックボックスを選択すると、XSL 変換エディタのデザインビューを使用できなくなります。出力として有効な JBI メッセージを作成する最小限の宣言を含む XSL スタイルシートが作成されます。
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複数部分のメッセージがある操作でポート型を実装する XSL 変換サービスを開発する場合は、「JBI を変換」チェックボックスを選択します。
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「完了」をクリックします。新規に作成された xsl1.xsl ファイルが、XSL 変換エディタのデザインビューで開きます。
サービスブリッジ
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「実装」セクションの「Web サービス」ドロップダウンリストで、新しい XSL 変換サービスのインタフェースを定義する WSDL ファイルを選択します。ドロップダウンリストには、プロジェクトに含まれる WSDL ファイルが表示されます。
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「呼び出し」セクションの「Web サービス」ドロップダウンリストで、XSL 変換サービスからメッセージを受け取る Web サービスのインタフェースを定義する WSDL ファイルを選択します。ドロップダウンリストには、プロジェクトに含まれる WSDL ファイルが表示されます。「次へ」をクリックします。
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「実装」セクションには、要求メッセージ変換の設定オプションがあります。
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「XSL ファイル」フィールドに XSL ファイルのファイル名を指定するか、デフォルト設定 (xsl1.xsl) のままにします。
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「ポート (パートナー/ロール)」ドロップダウンリストには、前のステップで選択した WSDL ファイル内の使用可能なポート型が表示されます。XSLT サービスで使用するポート型を選択します。
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「操作」ドロップダウンリストで操作を選択します。
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(省略可) JBI メッセージ全体に変換を適用する場合は、「JBI を変換」チェックボックスを選択します。
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「JBI を変換」チェックボックスを選択すると、XSL 変換エディタのデザインビューを使用できなくなります。出力として有効な JBI メッセージを作成する最小限の宣言を含む XSL スタイルシートが作成されます。
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複数部分のメッセージがある操作でポート型を実装する XSL 変換サービスを開発する場合は、「JBI を変換」チェックボックスを選択します。
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(省略可) XSLT サービスで返信メッセージを変換して要求メッセージの送信元に返信する場合は、「応答を変換」チェックボックスを選択します。「呼び出し」セクションには、応答メッセージ変換の設定オプションがあります。
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「XSL ファイル」フィールドに XSL ファイルのファイル名を指定するか、デフォルト設定 (xsl2.xsl) のままにします。
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「ポート (パートナー/ロール)」ドロップダウンリストには、前のステップで選択した WSDL ファイル内の使用可能なポート型が表示されます。XSLT サービスで使用するポート型を選択します。
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「操作」ドロップダウンリストで操作を選択します。
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(省略可) JBI メッセージ全体に変換を適用する場合は、「JBI を変換」チェックボックスを選択します。
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「JBI を変換」チェックボックスを選択すると、XSL 変換エディタのデザインビューを使用できなくなります。出力として有効な JBI メッセージを作成する最小限の宣言を含む XSL スタイルシートが作成されます。
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複数部分のメッセージがある操作でポート型を実装する XSL 変換サービスを開発する場合は、「JBI を変換」チェックボックスを選択します。
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「完了」をクリックします。新規に作成された xsl2.xsl ファイルが、XSL 変換エディタのデザインビューで開きます。
XSLT モジュールプロジェクトを構築して配備する前に、XSL 変換エディタを使用して、作成された XSL スタイルシートを編集します。
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関連項目
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XSL 変換エディタについて
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XSLT モジュールプロジェクトの構築
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XML スキーマファイルの作成
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WSDL ファイルの作成
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XML リソースの取得
著作権と商標について