表列コンポーネントは 表コンポーネント を構成する要素で、必ず表内の表行グループコンポーネントに関連付けられます。Visual Web JSF ページに表コンポーネントを追加すると、表列コンポーネントを 3 つ持つ表行グループコンポーネントが、自動的にその表コンポーネントに追加されます。表列コンポーネント
は、ビジュアルデザイナーの Visual Web JSF ページにドラッグし、表行グループ内の既存の表列、または「ナビゲータ」ウィンドウ内の表行グループノードにドロップできます。
表列コンポーネントは、HTML の <td> タグに相当し、常に表行グループコンポーネントに関連付けられます。表列コンポーネントは、JSP コードでは tableColumn と呼ばれ、ページ Bean 内で関連付けられている Java クラスは TableColumn です。
表列コンポーネントを操作するには、ビジュアルデザイナーまたは「ナビゲータ」ウィンドウのいずれかで表列コンポーネントを選択し、そのプロパティーを編集します。ビジュアルデザイナーで表列を選択して右クリックすると、ポップアップメニューから複数のオプションを選択することができます。次は、一部のオプションの説明です。
メニューにあるコンポーネント以外のコンポーネントを追加することができますが、そのためには、まずグループパネルコンポーネントを追加し、そのグループパネルにコンポーネントを配置する必要があります。「ナビゲータ」ウィンドウでグループパネルにコンポーネントをドロップするのが最も簡単な方法です。場合によって、「ナビゲータ」ウィンドウでコンポーネントをドロップして移動し、実際にグループパネルに含まれるようにする必要があります。
表列コンポーネントは、表のデータセルの表示に使用される XHTML の <td> 要素の属性の定義に使用されます。ただし、列ヘッダーおよびフッターの描画は、表行グループコンポーネントで処理されます。次の表は、表コンポーネントのレイアウトを表しています。青色の部分が表列プロパティーで定義される領域、灰色がそれ以外の領域です。
| タイトルバー | ||||||||||||
| アクションバー (上) | ||||||||||||
|
||||||||||||
| アクションバー (下) | ||||||||||||
| フッター | ||||||||||||
列ヘッダー領域は、表の各列のヘッダーを表示します。「headerText」プロパティーで列ヘッダーのテキストを指定すると、デフォルト実装のヘッダーが描画されます。「extraHeaderHtml」プロパティーを使用し、ヘッダーとして描画される <td> 要素に HTML コードを追加することができます。
次の表列プロパティーを使用して、列ヘッダーの外観やソート時動作を変更することができます。
sort - ソートキーを指定し、列をソート可能にします。
sortIcon - テーマ識別子を指定して、ソート可能な列のヘッダーに表示するソートアイコンとして別の画像を選択できます。
sortImageURL - ソート可能な列ヘッダーに表示するソートアイコンとして使用する画像へのパスを指定します。
descending - True の場合、列は降順にソートされます。
severity - 各セルのアラームの重要度を指定します。sort 属性と同時に指定された場合、列は 「severity」の値でソートされます。 footerText」プロパティーで列フッターのテキストを指定すると、デフォルト実装のフッターが描画されます。「extraFooterHtml」プロパティーを使用し、フッターとして描画される <td> 要素に HTML コードを追加することができます。表の列フッター領域は、表の一番下に置く列フッターを表示します。表の列フッターは、複数の行グループがある表で便利です。「tableFooterText」プロパティーで表の列フッターのテキストを指定すると、デフォルト実装のフッターが描画されます。「extraTableFooterHtml」プロパティーを使用し、表のフッターとして描画される <td> 要素に HTML コードを追加することができます。