ソースビューは、ソースエディタとも呼ばれ、ビジネスプロセス図の下層にあるコードを表示します。ソースビューを使用すると、ビジネスプロセスのソースコードを編集できます。ソースビューは、IDE の XML ソースビューを基礎としており、コードの折り畳み、XML 構文の強調表示、コード補完などの機能を備えています。
ソースビューを使用してビジネスプロセス全体を BPEL コードで作成することもできますが、その必要はありません。BPEL デザイナーのデザインビューで、プロセスアクティビティーを表すビジネスプロセス要素をパレットからドラッグ&ドロップできます。プロパティーシート、カスタムエディタ、およびポップアップメニューで、個々の要素を設定できます。ソースビューを使用するのは、既存のコードに詳細を追加する場合だけです。
できるかぎり BPEL デザイナーの自動機能を使用してコードの形式を整え、ビジネスプロセスが WS-BPEL 2.0 仕様に準拠するようにします。
BPEL デザイナーは、完全なラウンドトリップエンジニアリングサイクルをサポートしており、これには、フォワードエンジニアリングとリバースエンジニアリングが含まれます。BPEL デザイナーでは、グラフィカルな図とコードが常に同期されます。
ソースコードに対応する図を表示するには、コード行にカーソルを置き、ポップアップメニューから「デザインへ移動」を選択します。
ソースコードの編集中に加えた変更を保存するには、「ファイル」>「保存」(Ctrl-S) を選択します。
編集中に加えた変更を元に戻すには、「編集」>「元に戻す」(Ctrl-Z) を選択します。
ソースビューでの入力中は、コード補完機能がコードやタグの入力を助けます。タグや BPEL 構文の一覧から適切なものを選択することで、式を完成できます。BPEL デザイナーのソースビューのコード補完機能は、XML ファイルのコード補完に似ています。詳細は、「XML スキーマで制約された XML インスタンスドキュメントでのコード補完の使用について」を参照してください。