BPEL デザイナー: イベント時要素の追加

関連項目

イベント時要素は、指定されたイベントがメッセージの到着を待っていることを示します。この要素と属性の解釈は、 Receive アクティビティーとよく似ています。

イベント時要素は、イベントハンドラコンテナの内部で作成されます。このため、イベント時を追加する前に、プロセス要素またはスコープ要素の中に イベントハンドラコンテナ 要素が存在するかを確認してください。

イベント時アクティビティーを追加および構成するには、次の手順に従います。

  1. イベントハンドラコンテナをまだ追加していない場合は、BPEL デザイナーのデザインビューで、スコープ要素またはプロセス要素を右クリックし、「追加」>「イベントハンドラを追加」を選択します。
  2. イベントハンドラコンテナを右クリックし、「追加」>「イベント時」を選択します。
  3. パレットから、実行する 1 つまたは複数のアクティビティーをドラッグし、イベント時分岐内に配置します。各アクティビティーのプロパティーを設定します。
    BPEL デザイナーは、メッセージが到着したときに同時に実行されるアクティビティーを処理するためのスコープコンテナアクティビティーを暗黙に追加します。
  4. メッセージのプロパティーを設定するには、図上でイベント時要素を選択します。
    「プロパティー」ウィンドウにイベント時のプロパティーが表示されます (Ctrl-Shift-7)。
  5. 「プロパティー」ウィンドウで、「プロパティーエディタ」をクリックして次のプロパティーを設定します。
  6. (省略可) 「プロパティーエディタ」ウィンドウで、相互関係セットを追加できます。詳細は、「相互関係について。「相互関係」ウィザードの使用方法」または「手動での相互関係セットの追加」を参照してください。
関連項目
フォルトハンドラの追加
BPEL デザイナーの変数について

著作権と商標について