BPEL デザイナーナビゲータ: BPEL 論理ビュー
関連項目
BPEL 論理ビューでは、ノードを右クリックして、アクティビティー要素、変数、相互関係セット、およびインポートしたファイルなど、 BPEL の要素とエンティティーに対するさまざまなアクションを行うことができます。実行できるアクションは、要素によって異なります。次のアクションは、ほとんどの要素に共通です。
- ソースへ (Alt-O) 。ソースビュー内でコードの該当する場所まで移動します。
- デザインへ移動 (Alt-D)。デザインビュー内での選択した要素の位置まで移動します。
- BPEL マッパーへ移動 (Ctrl-Shift-F9)。「マッパー」タブに切り替わります (BPEL マッパーを必要とするアクティビティーのみ)。
- ログ記録へ移動 (Alt-L)。「ログ記録」タブに切り替わります。
- ラップ。選択した要素がコンテナアクティビティーでラップされます。
- 「上へ移動」と「下へ移動」。選択した要素を図の中で上下に移動します。
- ブレークポイントを切り替え (Ctrl-F8) 。この要素にブレークポイントを挿入するか、要素からブレークポイントを削除します。それは、デザインビュー内の図に反映されます。ブレークポイントは、 BPEL プロセスのデバッグ に使用されます。
- 編集。選択した要素のプロパティーエディタを起動します。「プロパティーエディタ」ダイアログが使用できるのは、一部の要素のみです。詳細については、「 要素のプロパティーの設定 」を参照してください。
- 削除 。選択された要素を BPEL プロセスから削除します。
- プロパティー 。選択された要素のプロパティーシートを表示します。このウィンドウ内のプロパティーは、IDE の「プロパティー」ウィンドウ内のプロパティーと重複します。
変数
「変数」ノードを展開し、プロセス要素用に定義された変数を表示します。スコープ要素用に定義された変数を表示するには、そのスコープのノードを展開します。BPEL プロセス内の変数とその型については、「 BPEL デザイナーの変数について 」を参照してください。
プロセスに変数を追加するには、次の手順に従います。
- BPEL 論理ビューで、BPEL モジュールプロジェクトのノードを展開し、「変数」ノードを右クリックして「変数を追加」を選択します。
- デザインビューで、変数を追加する場合と同じ操作をします。手順については、「 変数の作成 」を参照してください。
変数を編集するには、次の手順に従います。
- BPEL 論理ビューで、「BPEL モジュール」プロジェクトのノード >「変数」を展開します。
- 編集する変数を右クリックし、「編集」を選択します。
- 「変数」プロパティーエディタで、名前を変更するか、別の型を選択します。
- 「閉じる」をクリックします。
変数型の定義を含むソースファイルを開くには、次の手順に従います。
- BPEL 論理ビューで、「BPEL モジュール」プロジェクトのノード >「変数」を展開します。
- 変数を右クリックして、この型の定義を含む .wsdl ファイルまたは .xsd ファイルを開き、「ソース入力へ」を選択します。
相互関係セット
「相互関係セット」ノードを展開し、現在の BPEL プロセス用に定義された相互関係セットを表示します。相互関係セットの詳細については、「相互関係について。「相互関係」ウィザードの使用方法」と「相互依存の手動での定義」を参照してください。
BPEL の要素
要素を図上に配置するには、「ナビゲータ」ウィンドウで要素を選択します。逆に、図上で要素を選択すると、その要素が「ナビゲータ」ウィンドウ内で選択されます。選択した要素のプロパティーは、「プロパティー」ウィンドウに表示されます。「プロパティー」ウィンドウを表示するには、Ctrl-Shift-7 を押します。一部の要素では、「ナビゲータ」ウィンドウで要素を選択して「編集」を選択することにより、「プロパティーエディタ」ダイアログを起動できます。
図上の要素へ移動するには、次の手順に従います。
- BPEL 論理ビューで次のいずれかを行い、要素まで移動します。
- 図で、視覚要素を選択します。
その要素が「ナビゲータ」ウィンドウの BPEL 論理ビューの中で選択されます。
- 「ナビゲータ」ウィンドウの BPEL 論理ビューで、検出対象の要素を選択します。
その要素がデザインビューの図で選択されます。
要素のソースコードの部分へ移動するには、次の手順に従います。
- BPEL 論理ビューで、BPEL モジュールプロジェクトのノードを展開し、要素を右クリックして「ソースへ」を選択します。
カーソルがソースコード内の該当する行に置かれます。
インポート
インポートノードでは、BPEL モジュールプロジェクトで参照されている WSDL ファイルおよび XML スキーマファイルが表示されます。WSDL ファイルおよび XML スキーマファイルへの参照をインポートし、「ナビゲータ」ウィンドウから WSDL ファイルにプロパティーおよびプロパティー別名を追加できます。
参照のインポートを行うと、IDE は、BPEL モジュールプロジェクトのファイル構造にすでに追加されている WSDL ファイルに、 import セクションを追加します。参照のインポートは、まだ BPEL 図のパートナーリンクを使用して参照されていない WSDL ファイルおよび XML スキーマファイルを参照するために行います。
外部の WSDL ファイルおよび XML スキーマファイルの BPEL モジュールプロジェクトへの追加に関する詳細は、「 WSDL および XML スキーマインポートの追加 」を参照してください。WSDL エディタを使用したプロパティーやプロパティー別名の追加については、「WSDL ビューを使用したプロパティーおよびプロパティー別名の設定」を参照してください。
インポートを追加するには、次の手順に従います。
- BPEL 論理ビューで、BPEL モジュールプロジェクトのノードを展開し、「インポート」ノードを右クリックして、インポートファイルの形式によって次のいずれかを選択します。
- WSDL インポートを追加
- スキーマインポートを追加
- 「新規インポートの作成」ダイアログで、「ファイル別」ノードまたは「名前空間別」ノードを展開し、プロジェクトディレクトリ内で参照を追加する .wsdl ファイルまたは .xsd ファイルに移動します。
すでにプロジェクト構造に追加してあるファイルのみをインポートできることに注意してください。
- 「閉じる」をクリックします。
これで、BPEL プロジェクトノードで、選択した WSDL ファイルまたは XSD ファイルが参照されるようになります。
WSDL ファイルにプロパティーを追加するには、次の手順に従います。
- インポートノードの下の WSDL ファイルを右クリックし、ポップアップメニューから「プロパティーの追加」を選択します。
- 「新規相互関係プロパティーの作成」ダイアログで、プロパティー名を指定します。
- プロパティーの型を選択し、「了解」をクリックします。
WSDL ファイルにプロパティー別名を追加するには、次の手順に従います。
- インポートノードの下の WSDL ファイルを右クリックし、ポップアップメニューから「プロパティー別名の追加」を選択します。
- 「新規プロパティー別名の作成」ダイアログで、「プロパティー」フィールドの横の「参照」ボタンをクリックしてプロパティーを指定します。
- 「プロパティーの選択」ダイアログで、別名を作成するプロパティーを選択し、「了解」をクリックします。
「新規プロパティー別名の作成」ダイアログの「プロパティーの型」フィールドに、種類が表示されます。
- 「プロパティーのマッピング先」ツリーで、WSDL ファイルノードを展開し、メッセージの型プロパティーを選択します。
- クエリーを追加するには、「クエリー」テキストフィールドにクエリー文字列を入力します。
- 「閉じる」をクリックします。
- 関連項目
- 変数の作成
-
- WSDL および XML スキーマインポートの追加
- 「WSDL」ビューを使用したプロパティーおよびプロパティー別名の構成
- BPEL デザイナーナビゲーターについて
- 「ナビゲータ」ウィンドウ
著作権と商標について