スタイルエディタ の「位置」パネルを使用すると、JavaServer Faces (JSF) コンポーネントの位置に対する CSS (Cascading Style Sheet) 宣言を設定できます。「style」プロパティーに追加した宣言は、そのページの CSS ファイルで定義されているその宣言に対応する CSS ルールに優先します。
position」CSS プロパティーが「absolute」(絶対位置) に指定されます。「位置」ダイアログで位置の値を変更したあとで、グリッドモードのビジュアルデザイナーでコンポーネントを移動すると、ビジュアルデザイナーによって「position」プロパティーの値が「absolute」にリセットされます。 「位置」パネルで設定できるスタイル宣言は次のとおりです。
position を設定します。このプロパティーは、ページ内でのコンポーネントの表示位置を指定します。このプロパティーに指定できる値は次のいずれかです。
top を設定します。このプロパティーは、コンポーネントが含むブロックの最上部からのコンポーネントの表示位置を指定します。「position」プロパティーの設定が「static」になっている場合、この設定は適用されません。 bottom を設定します。このプロパティーは、コンポーネントが含むブロックの最下部からのコンポーネントの表示位置を指定します。「position」プロパティーの設定が「static」になっている場合、この設定は適用されません。 left を設定します。このプロパティーは、コンポーネントが含むブロックの最左部からのコンポーネントの表示位置を指定します。「position」プロパティーの設定が「static」になっている場合、この設定は適用されません。 right を設定します。このプロパティーは、コンポーネントが含むブロックの最右部からのコンポーネントの表示位置を指定します。「position」プロパティーの設定が「static」になっている場合、この設定は適用されません。 width を設定します。「position」プロパティーの設定が「absolute」になっている場合のコンポーネントの幅を指定します。 height を設定します。「position」プロパティーの設定が「absolute」になっている場合のコンポーネントの高さを指定します。 visible を設定します。このプロパティーは、描画されたページ内でコンポーネントを表示するかどうかを指定します。 z-index を設定します。このプロパティーはコンポーネントの「z-index」を指定します。z-index とは、コンポーネントをほかのコンポーネントに重ねて表示させる場合の順序のことです。負の値を指定すると、コンポーネントは自身が含むブロックの後ろに表示されます。 clip:rect を設定し、コンポーネントの一部を構成するクリップ用の矩形を定義します。定義された矩形の外側からコンポーネントの辺までは透明となり、コンポーネントのその部分が削除されたような効果をもたらします。