WSDL ファイルの新規作成
関連項目
WSDL ファイルを新規作成する場合、ウィザードには入力するページが 3 つあります。
- 名前と場所。WSDL ファイルに関する基本情報の入力が求められます。
- 抽象構成。ポート型、操作、およびメッセージを定義するように求められます。
- 具象構成。結合、サービス、およびポートを定義するように求められます。
3 つのページをすべて入力する必要はありません。「名前と場所」ページを入力すると、「完了」をクリックできます。または、「名前と場所」ページと「抽象構成」ページを入力して、「完了」をクリックすることもできます。
WSDL ファイルを新規作成するには、次の手順に従います。
- 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトを右クリックし、「新規」>「WSDL ドキュメント」を選択します。
「名前と場所」ウィザードページが表示されます。
- 名前と場所を設定します。
- WSDL ファイルの名前を入力します。名前は NCName データ型の規則に準拠している必要があります。プロジェクト内にすでに存在する名前は入力できません。AirlineReservationService や HotelReservationService などのわかりやすい名前を入力してください。
- (省略可能) 「参照」をクリックし、新しいフォルダを選択することで、デフォルトのフォルダを変更します。
- WSDL ファイルのターゲット名前空間を入力します。ルート要素にターゲット名前空間が表示されます。
- インポートする XML スキーマファイルをすべて指定します。
- ウィザードから抽象情報や具象情報を設定する場合は、「次へ」をクリックします。設定しない場合は、「完了」をクリックして残りの手順をスキップします。
- 抽象情報を設定します。
- ポート型の名前を入力します。
- 操作の名前を入力します。
- 要求-応答または片方向の操作のカテゴリを選択します。
- 入力として受信されるメッセージを定義します。
- 操作が要求-応答操作の場合、出力として送信されるメッセージを定義します。
- (省略可能) 操作が要求-応答操作の場合、フォルトとして送信されるメッセージを任意で定義できます。
- ウィザードから具象情報を設定する場合は、「次へ」をクリックします。設定しない場合は、「完了」をクリックして残りの手順をスキップします。
- 具象情報を設定します。
- 結合の名前を入力します。
- 結合の種類を選択します。
- 結合サブタイプを選択します。選択肢は結合型によって異なります。
- サービスの名前を入力します。
- ポートの名前を入力します。
- 「完了」をクリックします。
WSDL ファイルが作成されます。「WSDL」ビューに WSDL エディタが表示されます。
- SOAP 結合を作成している場合は、ポートの soap:address ノードに場所プロパティーが含まれます。場所プロパティーはポートのアドレスを指定します。ウィザードにより、場所プロパティーのダミー値が生成されます。場所プロパティーは一意にし、同じアプリケーションサーバーに配備されるほかの WSDL ファイルと値が衝突しないようにする必要があります。
- 関連項目
- WSDL エディタについて
- 既存の WSDL ファイルに基づいた WSDL ファイルの作成
著作権と商標について