JSF 標準インラインメッセージコンポーネント
関連項目
JavaServer Faces 標準のインラインメッセージコンポーネント
を「パレット」の「標準」カテゴリからビジュアルデザイナーにドラッグすることによって、入力コンポーネントに対するエラーメッセージや警告メッセージなど、1 つのコンポーネントに対するメッセージを作成できます。
- このコンポーネントはテーマを使用しない JavaServer Faces リファレンス実装です。「パレット」の「基本」カテゴリにあるメッセージコンポーネントでは、テーマをサポートし、使いやすさを高めるその他の機能が用意されています。
メッセージコンポーネントにはインラインメッセージとメッセージリストの 2 つがあり、コンポーネントの描画および妥当性検査に関するエラーメッセージを表示します。インラインメッセージは、特定の 1 つのコンポーネントに関するエラーメッセージを表示します。
コンポーネントをビジュアルデザイナーにドロップすると、次の操作を実行できます。
- コンポーネントを選択し、ページの別の場所にドラッグするか、サイズを変更する。
- コンポーネントを選択し、インラインメッセージの「プロパティー」ウィンドウでそのプロパティーを編集する。たとえば、次のプロパティーを設定できます。
- id。インラインメッセージコンポーネントの名前。JSP ファイルでは、この名前がコンポーネントの
id 属性の値になります。ページ Bean では、このプロパティーの値が HtmlMessage オブジェクトの名前になります。
- for。インラインメッセージコンポーネントのメッセージ表示対象のコンポーネントを指定します。このコンポーネントにエラーがあると、インラインメッセージはページ上の
<span> タグ内に HTML 形式でメッセージを描画します。エラーがない場合は、インラインメッセージコンポーネントは見えません。
- メッセージのスタイルクラスまたは特定の CSS スタイルを設定する各種スタイルプロパティー。エラー、情報、致命的、または警告の各メッセージのスタイル設定がない場合、メッセージのスタイルは「styleClass」プロパティーと「style」プロパティーによって制御されます。デフォルトでは、メッセージの種類ごとに CSS クラスが用意されているため、特定の種類のクラス設定を削除していないかぎり、「styleClass」の設定は何の働きもしません。
- 関連項目
- コンポーネントの手順
- コンポーネント関連の手順早見表
- Visual Web の「パレット」について
著作権と商標について