通常、共通タスクコンポーネントは、アプリケーション内の Visual Web JSF ページへのリンクです。ユーザーはここからタスクを実行できます。このコンポーネントは、共通タスクセクションに追加することも、ほかの同様のタスクとともに共通タスクグループとしてグループ化することもできます。
各共通タスクは、通常はユーザーが Web アプリケーションで実行するアクションです。タスクを共通タスクセクションに配置することで (ほかの同様のタスクとグループ化することも可能)、Web アプリケーションでユーザーが主なアクションを実行できる単一の領域になります。タスクは、次のようなさまざまな理由で使用されます。
もっとも簡単な共通タスクは、アプリケーションのページにリンクされたテキストや、タスクを開始するテキストです。共通タスクの設定を行うには、共通タスクの「プロパティー」ウィンドウでプロパティーを設定します。
基本的な設定を行うには、「text」プロパティーを設定してテキストを表示し、「action」プロパティーまたは onClick などのクライアント側の JavaScript 属性の 1 つを使用して移動先のページを指定します。アクションを呼び出すためのリンクが作成され、「text」に指定した値が表示されます。
タスクに関する情報を入力することができます。ユーザーが情報アイコンをクリックしてアクセスすると、タスクの下に情報ボックスが開きます。「infoText」と「infoTitle」のいずれかまたは両方を設定すると、情報アイコンが自動的に表示され、2 つのプロパティーの内容が情報ボックスに表示されます。タスクに関する情報がさらにあり、情報ボックスに配置しきれない可能性がある場合は、「infoLinkText」および「infoLinkUrl」プロパティーを指定し、情報ボックスの下部に追加情報へのリンクを表示できます。
icon 属性を使用してテーマ画像キーを指定することにより、タスクの前にグラフィック画像を表示できます。たとえば、CTS_OVERVIEW キーは、タスクの概要情報を表すための画像を生成します。また、imageUrl 属性を使用して画像へのパスを指定することもできます。