IDE からアプリケーションを外部データベースに接続することができます。まず、データベースへの接続をに追加する必要があります。これについては、データベース接続の追加で説明しています。このデータベース接続を使用して、データベースと通信します。「サービス」ウィンドウでデータベースを追加したり、データベースに接続したりするときは、ユーザー名などの接続情報を指定します。接続すると、IDE がデータベースの表を取得します。
アプリケーションでは、 SQL クエリーの作成 で説明しているように、SQL クエリーを記述することによってデータベース接続から取得する行を指定することができます。SQL クエリーがデータベースに送られ、ページ内のコンポーネントにデータの集まりが返されます。
2 つのレイヤーによってデータベース表からコンポーネントが分離されます。
RowSet レイヤーは、データベースへの接続、クエリーの実行、および結果セットの管理を行います。
Array オブジェクトなどのさまざまな種類のデータにアクセスするための共通のインタフェースを提供します。
通常、RowSet オブジェクトを操作するだけで、クエリーパラメータを設定できます。その他の場合は、データプロバイダを使用し、データにアクセスして操作します。
アプリケーション内のデータを表示するには、コンポーネントへのデータのバインドについてで説明しているように、ページ内の 1 つまたは複数の Visual Web JSF コンポーネントを、RowSet に関連付けられたデータプロバイダによって返されるデータにバインドする必要があります。そうすることによって、データベース内のデータを表示したり、更新したりできます。