終了点の構成の拡張の作成

関連項目

終了点の ConfigExtension プロパティーを使用すると、終了点の接続パラメータにユーザー定義の名前を関連付けることができます。これらの接続パラメータは、通常は結合コンポーネントの WSDL サービス拡張性要素で定義します。

ConfigExtension は結合コンポーネントの「アプリケーション構成」プロパティーとともに使用します。結合コンポーネントの「アプリケーション構成」プロパティーを使用すると、その結合プロトコルの接続プロパティーの値を定義し、これらのプロパティーを名前付き終了点の ConfigExtension に関連付けることができます。プロジェクトのサービスアセンブリを終了し、再起動すると、「アプリケーション構成」プロパティーで定義した値が、名前付き終了点の接続プロパティーに適用されます。

終了点の接続プロパティーは、名前付き ConfigExtension のプロパティー値を「アプリケーション構成」プロパティーのエディタで変更し、プロジェクトのサービスアセンブリを再起動することで、動的に変更できます。保存されている別の「アプリケーション構成」プロパティーセットの名前を ConfigExtension の名前プロパティーで指定することで、終了点のプロパティーを変更することもできます。

名前付き構成の拡張を作成するには、次の手順に従います。

  1. CASA エディタを開き、プロジェクトを構築して複合アプリケーションのコンポーネントを表示します。
  2. CASA ウィンドウの「WSDL ポート」セクションで、適切な終了点 (消費または提供) を右クリックし、ポップアップメニューから「プロパティー」を選択します。終了点のプロパティーエディタが表示されます。
  3. プロパティーエディタで、ConfigExtension の名前プロパティーの省略符号 (...) ボタンをクリックします。「名前」ダイアログが表示されます。
  4. 終了点の構成プロパティーに関連付ける名前を入力し、「了解」をクリックします。
  5. 「サービス」ウィンドウで、「JBI」ノードの下の「結合コンポーネント」ディレクトリ内で、アプリケーションで使用している結合コンポーネントを右クリックして「プロパティー」を選択します。
  6. 結合コンポーネントのプロパティーシートで、「アプリケーション構成」プロパティーの省略符号 (...) ボタンをクリックします。「アプリケーション構成」ダイアログが表示されます。
  7. ConfigExtension の名前を入力し、接続パラメータの値を定義します。
  8. 「アプリケーション構成」プロパティーの値を定義したら、プロジェクトのサービスアセンブリを終了して再起動します。

 

関連項目
「JBI」ノード (「サービス」>「サーバー」の下)
アプリケーション変数のプロパティー
終了点接続プロパティーの動的な設定

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