Receive
関連項目
ビジネスプロセスは、パートナーにサービスを提供するために、関連する受信アクティビティーと返信アクティビティーを使用します。受信アクティビティーは、プロセスに、パートナーサービスから対応するメッセージが到着するまで待機させます。プロセスは、パートナーサービスから対応するメッセージを受信するまで続行または終了できません。したがって、受信アクティビティーの属性は、パートナーリンク、ポート型 (省略可)、およびパートナーが起動することを期待される操作です。
受信アクティビティーは、ビジネスプロセスインスタンスの開始にも使用されます。この初期受信要素の場合、createInstance 属性を yes に設定してください。プロセス内にそれ以外の受信アクティビティーが存在する場合、それらの createInstance 属性は、no に設定してください。
受信要素を使用するには、次の手順に従います。
- デザインビューで、パレットから図へ受信要素をドラッグします。
- 図上で受信要素を右クリックし、「編集」を選択します。
- 「プロパティーエディタ」ダイアログで、次の設定を行います。
- 名前。任意の名前を入力します。
- パートナーリンク 。インバウンドメッセージを送信するパートナーリンクを選択します。パートナーリンクを受信アクティビティーと関連付ける別の方法は、図上で メッセージフロー を描画することです。
- 操作 。受信要素へ関連付ける操作を定義します。この操作は、すでにパートナー WSDL ファイル内で定義されているので、ドロップダウンリストから選択できます。
- 入力変数 。受信したメッセージを保持し、それを結果として生じる操作用に転送するために、新しい変数を作成するか既存の変数を使用します。
- インスタンスを作成 (省略可)。受信要素がビジネスプロセスを開始する場合は、このチェックボックスを選択して、createInstance 属性を yes に設定します。
これで、受信要素がパートナー Web サービスからのメッセージを待つように構成されました。
- 別の方法として、これらのプロパティーを「プロパティー」ウィンドウで設定することもできます。詳細については、「 要素のプロパティーの設定 」を参照してください。
相互関係の追加
相互関係を定義するには、「相互関係」ウィザードを使用します。手動で相互関係を設定することもできます。
- 関連項目
- パートナーリンク
- 返信
- 相互関係について。「相互関係」ウィザードの使用方法
- 変数の作成
- BPEL デザイナーパレット: Web サービス
- 「新規変数」ダイアログボックス
- BPEL デザイナーのデザインビューについて
著作権と商標について