BPEL デザイナーパレットの「構造化されたアクティビティー」セクションには、フロー、シーケンス、If、ピック、スコープ、While、Repeat Until、For Each の各ビジネスプロセスアクティビティーのアイコンがあります。これらの要素は、ある特定の規則を適用するためにプロセス内のアクティビティーをグループにまとめるか、アクティビティーに制限を課すことができます。次の表は、パレットからビジネスプロセス図に追加できるアクティビティーを説明したものです。
| アイコン | 説明 |
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If。一連の選択項目からアクティビティーの 1 つの分岐が実行されるときの、条件付きプロセス動作を指定します。 |
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While。指定された条件が真である限り、アクティビティーを繰り返します。 |
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Repeat Until。1 つまたは複数のアクティビティーを、反復実行後に特定の条件が真である限り、繰り返し実行します。 |
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For Each。スコープアクティビティーの内部にある複数のアクティビティーを N+1 回、繰り返し実行します。ここで、N は最終カウンタ値から開始カウンタ値を減算した値です。 |
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フロー。1 つまたは複数のアクティビティーを次々に同時実行するよう指定します。 |
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シーケンス。アクティビティーの集合を、一覧に示された順序で順次実行することを定義します。 |
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ピック。定義されたイベントの 1 つが発生するまで待ってから、発生したイベントに関連付けられているアクティビティーを実行します。これらのイベントの発生は、多くの場合、相互排他的です。複数のイベントが発生した場合は、最初に発生したイベントが実行されます。 |
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スコープ。入れ子になったアクティビティーと、そのアクティビティー独自の関連するローカル変数、フォルトハンドラ、パートナーリンク、および相互関係セットを定義します。 |