この拡張コンポーネントはカスタムの <f:verbatim/> タグであり、このタグを使用すると、特定のコンポーネントに HTML 要素を追加し、HTML 要素をコンポーネントのように動作させることができます。<f:verbatim/> タグで HTML タグをラップすると、そのタグが JavaServer Faces コンポーネントであるかのように動作し、JavaServer Faces コンポーネントと HTML 要素が混在するページに関するいくつかの問題が解決されます。
Faces バーバティムコンポーネントを使わずに、 表 や グリッドパネル などの JavaServer Faces コンポーネント内に HTML 要素またはプレーンテキストを挿入すると、次のようなことが起こります。
<f:verbatim> タグ内のマークアップを含めて、バランスとれた適切な書式の XML である必要があります。たとえば、<f:verbatim> タグ内では <table> タグで開始することはできませんが、終わりの </f:verbatim> タグのあとに終わりの </table> タグを挿入することはできます。 <f:verbatim> コンポーネント内にほかの JavaServer Faces コンポーネントを埋め込むことはできません。