コンポーネントプロパティーの java.lang.String 値とデータ型 java.sql.Timestamp (JDBC API が値を SQL の TIMESTAMP 値として識別できるようにする java.util.Date のラッパー) の間の変換を行います。これにより、SQL TIMESTAMP ナノ値を保持し、書式や解析処理が加わり、タイムスタンプ値の JDBC エスケープ構文をサポートできるようになります。
通常、変換は、値の表示およびユーザーが入力した値の読み取りにコンポーネントが使用するプロパティーに適用されます。たとえば、テキストフィールドコンポーネントはこの目的で「text」プロパティーを使用します。
例として、型 TIMESTAMP の Oracle データベース列への JavaServer Faces コンポーネントのバインドがあります。コンポーネントをバインドする場合、通常、IDE はデータ型を識別し、値プロパティーへのバインドを確立するときに、適切なコンバータを設定します。ただし、コンポーネントの「converter」プロパティーを設定することによって、このコンバータを手動で追加することもできます。
変換エラーが発生しました。
<名前>: '<入力された値>' は <コンバータの型> である必要があります。
このメッセージの <名前> は、コンポーネントの ID か、コンポーネントにラベルがある場合はラベルの内容のいずれかです。<入力された値> はユーザーが入力した値で、<コンバータの型> はコンバータの型です。たとえば、コンバータが BigDecimal コンバータの場合は、<コンバータの型> は符号付き 10 進数です。