JSF 1.2 タブコンポーネント
関連項目
タブコンポーネント は、タブセットコンポーネント の構成要素です。タブセットに新しいタブを追加する方法は、タブセットコンポーネントまたはタブコンポーネントを右クリックし、「追加タブ」を選択する方法と、「パレット」の「Woodstock レイアウト」カテゴリから新しいタブコンポーネントをタブセットまたは別のタブコンポーネントにドラッグする方法があります。「パレット」から のタブセットのノードにタブをドラッグ&ドロップすることもできます。
このコンポーネントは JavaServer Faces 1.2 コンポーネントです。プロジェクトが Java EE 5 を使用する場合、このバージョンの JavaServer Faces を使用するコンポーネントが表示されます。JavaServer Faces 1.2 についての詳細は、次を参照してください。
タブを既存のタブの左側または右側にドロップした場合、そのコンポーネントはドロップ先のタブと同じ行に追加されます。
既存のタブにタブコンポーネントをドロップした場合、既存のタブが第 3 レベルのタブでない限り、ドロップされたタブは、ドロップ先のタブの子タブになります。タブセットのタブのレベル (深さ) は、最大で 3 レベルです。
レイアウトパネルにコンポーネントを持つタブに子タブを追加できます。空のレイアウトパネルを持つ既存のタブコンポーネントにタブをドロップした場合、ドロップされたタブ用のスペースを作るため、空のレイアウトパネルは削除されます。
デフォルトでは、タブコンポーネントは、その下にコンポーネントをドロップする場所であるレイアウトパネルを持ち、ユーザーがタブを選択すると表示されます。レイアウトパネルはデフォルトでグリッドレイアウトに設定された「panelLayout」プロパティーを持ち、パネルにドロップされたコンポーネントはドロップされた位置に配置されます。レイアウトの動作は、「panelLayout」プロパティーの設定をフローレイアウトにすると変更でき、ドロップされたコンポーネントは行の左から右方向に配置されます。「レイアウトパネル」プロパティーの詳細については、レイアウトパネルコンポーネントの「プロパティー」ウィンドウ を参照してください。
タブセットからタブを選択するには、ページのタブコンポーネントをクリックするか、または でタブコンポーネントノードを選択します。タブセット全体を選択するには、ページでタブセットコンポーネントのボーダーをクリックするか、「ナビゲータ」ウィンドウでタブセットノードを選択します。タブコンポーネントを選択して、Esc キーを押すか、右クリックして「親を選択」を選択し、その親コンポーネントを選択する方法もあります。
ビジュアルデザイナーのページでタブを選択すると、そのタブが選択状態 になります。選択状態にする必要がない場合は、「ナビゲータ」ウィンドウでタブを選択してプロパティーを設定できます。
タブを「ナビゲータ」ウィンドウ内でドラッグすると、タブセット内での位置やレベルを変更できます。
タブの一般的な使用法
タブの下にあるレイアウトパネルにコンポーネントをドロップすると、コンポーネントのセットがそれぞれのタブの下に表示されます。ユーザーがタブを選択すると、ページを変更することなしに、そのタブに関連付けられたコンポーネントが表示されます。
タブセットはページ間を移動するために使用します。それぞれタブコンポーネントは Web アプリケーションの Visual Web JSF ページにリンクしています。現在のページのタブを選択状態にして、各タブがアプリケーション内のページを表示するように定義するには、ページフローエディタ を使用します。ページナビゲーションでタブセットを使用する場合は、タブコンポーネントのレイアウトパネルが削除されていることを確認してください。
タブコンポーネントを右クリックして、次を含む複数のオプションを選択することもできます。
テキストを編集。 タブに表示するテキストを入力して Enter キーを押します。新しいテキストが「text」プロパティーに設定されます。
イベントハンドラ action を編集。 ユーザーがタブをクリックしたときに呼び出すメソッドの、イベントハンドラ action をコーディングします。このメソッドは特定の条件に基づいて開くページまたはリソースを決定します。一般に、このアクションメソッドはマウスのクリックを処理し、ページのナビゲーションケース (case) 名を示す文字列 (次に表示するアプリケーション内のページ) を返します。このメソッドのデフォルト名は tab-id_action で、tab-id はタブの名前で、タブの「id」プロパティーの値です。
データにバインド。 タブに表示するテキストを動的に設定します。「データにバインド」ダイアログ のトピックで説明しているように、コンポーネントの「text」プロパティーをオブジェクトまたはデータプロバイダにバインドします。
プロパティーのバインド。 「text」プロパティーのほかに、コンポーネントのプロパティーを自動的に更新するほかのオブジェクトや「Bean」プロパティーに、このコンポーネントのプロパティーをバインドするためのダイアログを開きます。
バインド属性を追加。 このオプションは、コンポーネントにバインド属性を追加します。
注: コンポーネントを Java コードで書く予定の場合は、バインド属性を手動で追加する必要があります。このバインド属性は、値バインド式を使用してバッキングページ Bean のプロパティーにバインドされます。
バインド属性を削除。 このオプションは、バインド属性をコンポーネントから削除します。
関連項目
タブコンポーネントの「プロパティー」ウィンドウ
レイアウトパネルコンポーネントの「プロパティー」ウィンドウ コンポーネントのプロパティーのバインド
コンポーネントの手順
コンポーネント関連の手順早見表
Visual Web の「パレット」について
著作権と商標について