ビジュアルモバイルデザイナの「ナビゲータ」ビュー
関連項目
ビジュアルモバイルデザイナ (VMD) の「ナビゲータ」ビューには、ビジュアルデザイナでアプリケーションに追加されたすべてのオブジェクトが表示されます。
「ナビゲータ」ビューは、モバイルアプリケーションのフローおよびユーザーインタフェースのデザインのために VMD を使用しているときに利用できます。ナビゲータのデフォルトの位置は、ビジュアルモバイルデザイナの左下です。
ナビゲータには、すべてのオブジェクトがメニューツリー形式で表示されます。メニューツリーを使用して、メニューのオブジェクトの追加や削除を行なったり、メニュー内のオブジェクトの順序を変更したりできます。ナビゲータで選択したオブジェクトは、それに含まれているコンポーネントがスクリーンデザイナのビューで現在開かれていれば、スクリーンデザイナのビューで強調表示されます。オブジェクトのプロパティーは「プロパティーシート」ウィンドウに表示されます。
ノードを右クリックすれば、メニュー内の任意のオブジェクトの プロパティー の編集もできます。ナビゲータウィンドウのノードで実行できる具体的なアクションは、そのオブジェクトのカテゴリおよびタイプによって決まります。
「ビジュアルデザイン」ルートノードには、次のものを定義するプロパティーがあります。
- MIDP バージョン。ビジュアルデザインで使用されている のバージョンを表示します。
プロジェクトが使用する MIDP バージョンを変更するには、そのノードを右クリックし、「変換」を選択します。
- MIDP 2.0 から MIDP 1.0 への変換の場合、MIDP 1.0 との互換性がないコンポーネントおよび設定はデザインから削除されます。
- スレッドコマンドリスナーの生成。選択した場合、IDE によって複数スレッド上にコマンドリスナーが生成されます。こうすれば、コマンド待機と、ネットワーク通信などの時間のかかる (ブロックの原因となる) 処理とが 1 つのスレッドに集中して UI が動かなくなることがなくなります。
- 開始点アクション。MIDlet の起動時に使用されるアクション。たとえば、MIDlet を選択すると、メニュー画面が表示されます。省略符号ボタン (...) をクリックすると、 アクションエディタ が開きます。
- 関連項目
- MIDP アプリケーションのグラフィカルなデザインについて
- ビジュアルモバイルデザイナの作業手順
- ビジュアルモバイルデザイナ関連の手順早見表
- ビジュアルモバイルデザイナ:「プロパティー」ビュー
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