BPEL デザイナー: フォルトハンドラの追加

関連項目

BPEL 言語では、フォルトハンドラを使用することにより、例外をキャッチし、管理することができます。たとえば、Web サービスが予期されたのと異なるデータを返した場合、例外が発生します。フォルトが処理されなければ、BPEL プロセス全体が障害を起こした状態に移行する場合もあります。したがって、プロセス全体がフォルトにならないよう、フォルトハンドラを追加して特定のスコープ内の例外をキャッチし、管理することができます。

それぞれのフォルトハンドラには、エラーが起きた場合に実行されるアクティビティーが 1 つ含まれています。たとえば、エラーが発生した場合に、パートナーサービスに通知されます。フォルトハンドラは、プロセス全体に追加するか、個々のスコープ要素に追加できます。

1 つの フォルトハンドラコンテナを、プロセス要素またはスコープ要素に付加できます。フォルトハンドラコンテナの内部で、特定の種類のフォルトをキャッチするよう構成した、いくつかのキャッチアクティビティーを作成でき、特定のハンドラによってキャッチされないすべての例外をキャッチするために、1 つのすべてをキャッチハンドラ要素を作成することもできます。

フォルトハンドラコンテナをスコープ要素またはプロセス要素に追加するには、次の手順に従います。

  1. スコープ要素またはプロセス要素を右クリックし、「追加」>「フォルトハンドラ」を選択します。
    空のコンテナ要素が表示されます。
  2. フォルトハンドラコンテナを右クリックし、「追加」>「キャッチを追加」または「すべてをキャッチを追加」を選択します。
関連項目
キャッチ要素の追加
すべてをキャッチ要素の追加
Throw

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