スロー
関連項目
スローアクティビティーは、ビジネスプロセスが明示的に内部フォルトを通知する必要があるときに使用されます。スローアクティビティーに対しては、フォルト名とフォルト変数を指定できます。これらの詳細を、その種のフォルトを処理するよう構成されたフォルトハンドラへ渡すことができます。
スロー要素を使用するには、次の手順に従います。
- デザインビューで、パレットから図へスロー要素をドラッグします。
- 図上でスロー要素を選択します。
「プロパティー」ウィンドウにスロープロパティーが表示されます (Ctrl-Shift-7)。
- (省略可)「プロパティー」ウィンドウで、スロー要素の任意の名前を入力します。
図上で名前をダブルクリックし、新しい名前を入力することもできます。
- 「フォルト名」プロパティーについて、省略符号ボタン (...) をクリックし、一覧からフォルトを選択します。一覧には、WSDL ファイル内で定義されたフォルトが含まれています。
フォルト定義は、WSDL エディタを使用して .wsdl ファイルに追加できます。詳細は、「WSDL ビューを使用したポート型の設定」を参照してください。
- このダイアログで、「インポートしたファイルのみを表示」チェックボックスを選択解除し、インポートされなかった WSDL ファイルと XML スキーマファイルの内容を表示します。
- デフォルトでは、「フォルト名」ダイアログには、すでにプロセスで参照されたファイルだけが表示されます。ただし、プロセスにまだインポートされていないそのほかの .wsdl ファイルや .xsd ファイルがプロジェクトに含まれている可能性もあります。インポートされていないファイルで定義されている型を選択すると、必要なインポートが自動的に BPEL プロセスに追加されます。
- 「フォルト変数」プロパティーについて、省略符号ボタン (...) をクリックし、フォルトメッセージを格納する変数を選択します。これは、すでに定義された変数の名前にします。また、フォルトメッセージを格納するのに適した型に必ずします。
- 関連項目
- BPEL デザイナーパレット: 基本アクティビティー
- BPEL デザイナーのデザインビューについて
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