WSDL ファイルを作成または編集していると、結合の種類と結合サブタイプを選択するように求められることがあります。結合には、ポート型の操作とメッセージの、プロトコルおよびデータ形式情報が含まれます。
SOAP 結合型を選択した場合、次の結合サブタイプのいずれか 1 つを選択する必要があります。
WSDL ファイルを作成し、SOAP 結合型を選択した場合、ウィザードによって Web Services Interoperability Organization (WS-I) Basic Profile Version 1.1 のさまざまな要件への準拠性が確認されます。
これらの要件は、RPC リテラルおよび Document リテラル結合サブタイプに関連しています。メッセージ部品と結合サブタイプの設定がこれらの要件に準拠していない場合は、ウィザードページの下部にエラーメッセージが表示され、「完了」ボタンが無効になります。
次にエラーメッセージの例を示します。
WS-I Basic Profile Rule R2204: A document-literal binding in a DESCRIPTION MUST refer, in each of its soap:body elements, only to wsdl:part elements(s) that have been defined using the element attribute.
WSDL ファイルを作成すると、ポートの soap:address ノードに場所プロパティーが含まれます。場所プロパティーはポートのアドレスを指定します。ウィザードにより、場所プロパティーのダミー値が生成されます。
「自分のロール」(インバウンド) の場合、場所プロパティーは一意にする必要があります。つまり、同じアプリケーションサーバーに配備されるほかの WSDL ファイルと値が衝突しないようにする必要があります。
「パートナーのロール」(アウトバウンド) の場合、場所プロパティーを一意にする必要はありません。