BPEL デザイナー: イベントハンドラの追加
関連項目
BPEL 言語は、イベントハンドラを使用することにより、長時間の応答を処理できます。イベントハンドラ要素内で、対応するイベントが発生した場合に同時に起動されるアクティビティーを指定できます。この方法で、指定された時間が経過するか指定されたメッセージが到達すると、BPEL プロセスはタイムアウトし、残りのプロセスの実行を継続できます。
次の 2 種類のイベントがあります。
- 受信メッセージ。これは、WSDL での要求/応答または単方向操作に対応します。これらのメッセージは、 イベント時 要素を使用して指定されます。
- アラーム、またはタイマー。これは、指定された時間が経過したあと、または締切期限に到達したときにアクティビティーを起動します。時間は、 アラーム時 要素を使用して指定されます。
1 つのイベントハンドラコンテナを、プロセス要素またはスコープ要素に付加できます。イベントハンドラコンテナの内部では、指定したイベントが発生したときに特定のアクションを起動するよう設定した任意の数のイベント時要素またはアラーム時要素を作成できます。
イベントハンドラコンテナをスコープまたはプロセスに追加するには、次の手順に従います。
- スコープ要素またはプロセス要素を右クリックし、「追加」>「イベントハンドラ」を選択します。
特定のイベントハンドラアクティビティーを追加できる空のコンテナ要素が表示されます。
- イベントハンドラコンテナを右クリックし、「追加」>「イベント時」または「アラーム時」を選択します。
- イベントハンドラコンテナには、少なくとも 1 つのイベント時要素またはアラーム時要素を入れてください。
- 関連項目
- アラーム時要素の追加
- イベント時要素の追加
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