コンポーネントの外観および動作は、プロパティーによって決まります。たとえばボタンには、ボタン上に表示するラベルを指定する「 text 」プロパティーがあります。プロパティーは、「コンポーネントのプロパティー設定」で説明しているように、「プロパティー」ウィンドウ、Java ソースコード、JSP ソースコードで設定することができます。
コンポーネントのプロパティーは、そのコンポーネントを選択し、「プロパティー」ウィンドウでプロパティーを編集することによって変更できます。コンポーネントに共通の一般的なプロパティーは、次のとおりです。
button1 など) を割り当てますが、この ID は「プロパティー」ウィンドウを使っていつでも変更できます。この変更はアプリケーション全体に反映されます。
静的テキスト、またはラベルやハイパーリンクなどのコンポーネントのテキスト部分などの HTML テキストを描画するコンポーネントには、「 escape 」プロパティーがあります。このプロパティーにチェックマークを付けると、入力中の <、>、および & 文字はそれぞれ、HTML の <、>、および & エンティティーに変換されます。
多くのコンポーネントに、コンポーネントのクライアント側スクリプトを開発するための JavaScript 関係のイベントプロパティーがあります。これらのプロパティーは「プロパティー」ウィンドウの JavaScript カテゴリの下に列挙され、onclick、onchange、onmouseover などがあります。これらのプロパティーの値は、それらイベントの JavaScript コード (またはほかのクライアント側スクリプトコード) です。
IDE では、ページをデザインしながら、プロパティーを変更することができます。また、Web アプリケーションの実行中に、コンポーネントの Java イベントハンドラで任意のコンポーネントプロパティー値をクエリーしたり、変更したりできます。