XML スキーマへのデザインパターンの適用
関連項目
XML スキーマツールを使用すると、次のいずれか 1 つのデザインパターンを XML スキーマファイルに適用できます。
- ベニス風ブラインド。ベニス風ブラインドデザインでは、大域要素は 1 つのみで、ほかの要素はすべてローカルになります。要素宣言は 1 つの大域宣言内に入れ子にされ、名前付き複合型と要素グループが使用されます。複合型および要素グループは、スキーマ全体で再使用できます。大域名前空間では、ルート要素のみを定義します。
- ロシア人形。ロシア人形デザインでは、大域要素は 1 つのみで、ほかの要素はすべてローカルになります。要素宣言は 1 つの大域宣言内に入れ子にされ、要素宣言は 1 回だけ使用できます。大域名前空間では、ルート要素のみを定義します。
- エデンの園。エデンの園デザインは、ベニス風ブラインドデザインとサラミの薄切りデザインを組み合わせたものです。すべての要素と型は大域名前空間で定義され、要素は必要に応じて参照されます。
- サラミの薄切り。サラミの薄切りデザインでは、すべての要素が大域になります。要素宣言の入れ子はなく、要素宣言をスキーマ全体で再使用できます。すべての要素を大域名前空間内で定義する必要があります。
デザインパターンを XML スキーマファイルに適用するには、次の手順に従います。
- 「プロジェクト」ウィンドウで、XML スキーマファイルのノードを選択します。
- ノードを右クリックし、「デザインパターンの適用」を選択します。
「デザインパターンの適用」ダイアログが表示されます。
- スキーマが無効、記述が適切でない、または空の場合は、ダイアログの下部にエラーメッセージが表示され、スキーマファイルを修正または生成するまで、次の手順に進めません。その場合は、「取り消し」をクリックしてスキーマファイルを修正または生成し、もう一度やり直してください。
「デザインパターンの適用」ダイアログには、次のコンポーネントがあります。
- 「大域要素」および「型」ラジオボタン。これらの設定を組み合わせることで、適用するデザインパターンを選択します。
- 選択されたデザインパターン。選択したデザインパターンの名前が表示されます。
- 現在のデザインパターン。スキーマに現在適用されているデザインパターンの名前が表示されます。
- パターンの説明。選択したデザインパターンの説明が表示されます。
- 例。デザインパターンの例が表示されます。
- 適切なラジオボタンを選択し、適用するデザインパターンを選択します。
選択を行うと、ダイアログの下部に情報とエラーメッセージが表示されます。
- 「完了」をクリックします。
新しいデザインパターンが XML スキーマファイルに適用されます。
- 関連項目
- XML スキーマファイルの検証
- XML スキーマツールについて
著作権と商標について