オブジェクトリストデータプロバイダ

関連項目

表データプロバイダの実装は、Java Objectsjava.util.List へのアクセスをラップします。リスト内のクラスが、単純な Java Object クラスであるか JavaBeans オブジェクトであるかによって、データプロバイダのフィールドキーは、JavaBeans オブジェクトのプロパティー、またはリスト内の Java Object クラスの public メンバーフィールドに対応します。リスト内のクラスが JavaBeans オブジェクトでない場合は、「 includeFields 」プロパティーを設定して、クラスの public インスタンス変数をフィールドとしてアクセスできるようにする必要があります。

このデータプロバイダは、データ内の特定の行に配置できるカーソルという概念を採用した TableDataProvider 実装の 1 つです。 TableDataProvider では、ランダムアクセスとカーソルベースのアクセスが可能です。前者の場合、FieldKeyRowKey の両方を指定します。後者の場合、FieldKey を指定しますが、RowKey はカーソルの現在の設定によって決まります。

このデータプロバイダは TransactionalDataProvider セマンティクスも実装します。つまり、既存フィールドに対するすべての更新は、挿入または削除された行を含め、commitChanges() が呼び出されるまでキャッシュされます。呼び出しが行われたあと、このインスタンスから取得した RowKey は無効になるので、再取得する必要があります。

関連項目
オブジェクトリストデータプロバイダの「プロパティー」ウィンドウ
コンポーネントとデータについて
データへのコンポーネントのバインドについて
コンポーネントについて

著作権と商標について