JSF 1.2 共通タスクコンポーネントの「プロパティー」ウィンドウ
関連項目
ビジュアルデザイナーで編集中のページ、または で共通タスクコンポーネントを選択すると、そのプロパティーが「プロパティー」ウィンドウが表示されます。
この JavaServer Faces 1.2 コンポーネントには、次のプロパティーがあります。
「一般」
id。 型: String
ページ Bean および JSP ファイルでの共通タスクコンポーネントの名前。
Appearance
icon。 型: String
独自の画像ファイルを指定せずに、テーマから画像を選択できます。アイコンを使用する場合は、「imageURL」プロパティーが設定されていないことを確認してください。たとえば、CTS_OVERVIEW キーは、タスクの概要情報を示すために使用される画像を表します。
imageHeight。 型: int
画像を実際の高さで表示しない場合は、画像を表示する高さをピクセル単位で設定します。HTML の <img> タグの height 属性に相当します。この設定が適用されないブラウザもあります。
imageURL。 型: String
画像ファイルの相対パス。このプロパティーと「icon」プロパティーの両方に値が設定されている場合、このプロパティーは「icon」プロパティーをオーバーライドします。省略符号ボタン (...) をクリックして、Web 上のイメージファイルの URL を入力したり、イメージファイルにナビゲートしてプロジェクトにインポートしたり、または 「imageURL」プロパティーエディタ で説明されているようにこのプロパティーの URL を決定する JavaBean プロパティーにバインドしたりできます。
imageWidth。 型: int
画像を実際の幅で表示しない場合は、画像を表示する幅をピクセル単位で設定します。HTML の <img> タグの width 属性に相当します。この設定が適用されないブラウザもあります。
infoLinkText。 型: String
情報ボックスの下部に表示される情報リンクの簡単な説明を入力します。テキストは、「infoLinkUrl」プロパティーが定義されている場合のみ表示されます。ユーザーにリンクを表示する場合は、このプロパティーを設定する必要があります。通常、このリンクは、情報ボックスに表示しきれない量のタスクの情報を入力するために使用します。
infoText。 型: String
タスクに関する情報を入力します。ユーザーは、情報リンクアイコン をクリックして情報を表示できます。このテキストは、コンポーネントの下の情報ボックスに表示されます。このプロパティーを設定すると、共通タスクコンポーネントの右上隅に情報リンクアイコンが表示されます。
infoTitle。 型: String
ユーザーが情報リンクアイコン をクリックした際に表示される情報ボックスのタイトルを入力します。タイトルは、コンポーネントの下の情報ボックスに表示されます。このプロパティーを設定すると、共通タスクコンポーネントの右上隅に情報リンクアイコンが表示されます。
style。 型: String
コンポーネントに適用する階層式スタイルシートの規則 (CSS レベル 2)。例:
position: absolute; left: 288px; top: 312px
値を直接入力するか、省略符号ボタン (...) をクリックしてスタイルエディタ を使用して入力します。
このプロパティーは、このコンポーネントのテーマまたはプロジェクトの CSS ファイルの設定をオーバーライドします。コンポーネントの一部が、別のスタイル設定の子コンポーネントによって隠されていると、このプロパティーに指定されているスタイルが適用されていないように見えることがあります。
CSS2 スタイル属性の一覧は、次の Web ページを参照してください。
styleClass。 型: String コンポーネントの生成時に適用する CSS スタイルクラスの空白区切りのリスト。スタイルクラスは、プロジェクトのスタイルシートまたはテーマの CSS ファイル内で定義されている必要があります。省略符号ボタン (...) を押すと、このプロパティーに追加できるすべてのスタイルが表示されます。プロジェクトの階層式スタイルシートに CSS のクラスや規則を追加する方法については、CSS エディタ を参照してください。
このプロパティーに追加されたクラスが、コンポーネントに対して効果がないように見えることがあります。このように見える理由については、上記の「style」プロパティーの注を参照してください。
text。 型: String
共通タスクコンポーネントのタイトル。このプロパティーのデフォルトの値は「Common Task」です。
イベント
action。 型: MethodBinding
ユーザーがこのコンポーネントをアクティブにしたときに呼び出すアクションメソッド。ここで、このコンポーネントが表すアプリケーションタスクを呼び出します。 「action」プロパティーを設定すると、このコンポーネントがアクティブにされたときに、ページは送信されます。このプロパティーの JSP タグは actionExpression です。
コンポーネントを右クリックして「イベントハンドラ action を編集」を選択すると、コンポーネントのアクションメソッドを定義し、プロパティーの値を自動的にこのメソッドに設定できます。アクションメソッドは、いくつかの条件に基づいて実行するアプリケーションタスクを判定します。
動作
infoLinkUrl。 型: String
情報ボックスの下部に表示されるリンクの URL。通常、この URL は、タスクに関する情報が情報ボックスのサイズに適した量よりも多い場合に、タスクの情報を表示する Visual Web JSF ページへのリンクを提供します。リンクテキストは「infoLinkText」プロパティーで指定します。ユーザーにリンクを表示するには、このプロパティーを設定する必要があります。
target。 型: String
このコンポーネントによって実行されるアクションを開くフレーム。この名前を持つフレームが存在しない場合は、ユーザーによって無効にされない限り、応答は新しいウィンドウに描画されます。次のフレーム名は特別な意味を持ちます。
_blank - 名前のない新しいウィンドウに応答を描画します。
_self - 現在のフレームに応答を描画します。
_parent - 接しているフレームセットの親に応答を描画します。
_top - フレームのない完全なウィンドウに応答を描画します。
toolTip。 型: String
コンポーネントの HTML の title 属性になります。スクリーンリーダーで読み取ることができ、ツールチップとして表示できます。
コンポーネントが使用不可にされていると、ほとんどのブラウザでツールチップが表示されません。
visible。 型: boolean
描画される HTML ページでコンポーネントをユーザーに見えるようにするかどうかを指定します。このプロパティーはデフォルトで選択されています。このプロパティーを選択解除した場合、コンポーネントの HTML コードはページに描画されますが、スタイルの設定で非表示になっているので、コンポーネントをブラウザでは見ることができません。HTML コードが描画されているため、ブラウザでソースを表示すると HTML コードを見ることができます。このほか、Web アプリケーションはクライアント側の JavaScript を使用して、コンポーネントを表示/非表示にできます。
たとえば特定のユーザーには見せない情報が含まれているなど、コンポーネントを完全に非表示にする必要がある場合は、「rendered」プロパティーを選択解除します。
アクセシビリティー
tabIndex。 型: String
ドキュメントのタブ順でコンポーネントの位置を指定することもできます。ユーザーがタブでドキュメント内を移動した場合に、コンポーネントにフォーカスが移動する順序を決定します。値は 0 ~ 32767 の範囲の整数です。
JavaScript
onBlur。 型: String
コンポーネントがフォーカスを失ったときに実行する JavaScript。
onClick。 型: String
ユーザーがコンポーネントをクリックしたときに実行する JavaScript。
onDblClick。 型: String
ユーザーがコンポーネントをダブルクリックしたときに実行する JavaScript。
onFocus。 型: String
コンポーネントがフォーカスを得たときに実行する JavaScript。
onKeyDown。 型: String
コンポーネントにフォーカスがあり、キーが押されたときに実行する JavaScript。
onKeyPress。 型: String
コンポーネントにフォーカスがあり、キーが押されて離されたときに実行する JavaScript。
onKeyUp。 型: String
コンポーネントにフォーカスがあり、キーが離されたときに実行する JavaScript。
onMouseDown。 型: String
マウスカーソルがコンポーネント上にあり、ユーザーがマウスボタンを押し続けているときに実行する JavaScript。
onMouseMove。 型: String
ユーザーがコンポーネント上でマウスカーソルを動かしているときに実行する JavaScript。
onMouseOut。 型: String
ユーザーがコンポーネント上に置かれていたマウスカーソルをコンポーネントの外に動かしたときに実行する JavaScript。
onMouseOver。 型: String
ユーザーがコンポーネント上でマウスカーソルを動かしているときに実行する JavaScript。
onMouseUp。 型: String
マウスカーソルがコンポーネントにあり、そこでユーザーがマウスボタンを離したとき実行する JavaScript。
詳細
actionListenerExpression。 型: MethodExpression
ユーザーがコンポーネントをアクティブにした場合に通知される、アクションリスナーメソッドを表すメソッド式。値は #{Page1.action_method} といった有効な JSF メソッド式である必要があり、この式では、戻り値の型が void である ActionEvent パラメータを受け取る public メソッドの名前を評価する必要があります。
rendered。 型: boolean
選択した場合、ページが送信されるたびにコンポーネントが描画され、処理されます。選択しなかった場合、コンポーネントがページに表示されることはなく、非表示コンポーネントとしても描画されません。
関連項目
共通タスクコンポーネント
コンポーネントの手順
コンポーネント関連の手順早見表
著作権と商標について