データベースへの Visual Web JSF 単純コンポーネントのバインド

関連項目

Visual Web JSF の開発で、データベースに単純コンポーネントをバインドするということは、コンポーネントとデータベースの表内の 1 つの列との間に接続を作成するということです。単純コンポーネントは一度に 1 つの値を表示します。最も簡単なデータバインドとして、「パレット」ウィンドウの「基本」カテゴリのコンポーネント (ボタンなど) が使用されます。

最初に IDE で単純コンポーネントとデータベース表の設定をします。続いて、コンポーネント上に直接表をドロップするか、あるいはページ上に表をドロップしてから、コンポーネントにその表をバインドするかを決定します。コンポーネント上にデータベース表を直接ドロップした場合、コンポーネントは、表の最初の列の最初の値にバインドされます。コンポーネントを別の列にバインドするには、ページにコンポーネントをドロップして、列を選択します。

データベース表およびコンポーネントの設定をするには、次の手順に従います。
  1. ページに コンポーネントを追加 します。
  2. 適切なデータベースに接続していない場合は、ですぐに接続します。
  3. 「< データベース名 >」ノードで、「表」ノードを展開します。

コンポーネントにデータベース表をドラッグ&ドロップするには、次の手順に従います。

ページにデータベース表をドラッグ&ドロップして、コンポーネントにその表をバインドするには、次の手順に従います。

  1. データベース表を「サービス」ウィンドウからビジュアルデザイナーにドラッグ&ドロップします。
  2. データのバインド先のコンポーネントを右クリックし、「データベースにバインド」を選択します。
  3. ダイアログの「データプロバイダにバインド」タブを選択します。
  4. コンポーネントのバインド先のデータプロバイダとデータフィールドを選択し、「了解」をクリックします。

    たとえば、「サービス」ウィンドウで「データベース」>「Travel」>「表」を開き、「TRIPTYPE」表をドラッグしてページにドロップします。次に、ボタンを右クリックし、「データにバインド」を選択します。「データにバインド」ダイアログで triptypeDataProvider と TRIPTYPE.NAME 列を選択し、「了解」をクリックします。実行時、ボタンには、TRIPTYPE 表の NAME 列の最初の行の値である TRNG が表示されます。

関連項目
データへのコンポーネントのバインドについて
「データにバインド」ダイアログ: 単純表示コンポーネント
コンポーネントとデータについて
Visual Web JSF ページへのコンポーネントの追加
データベース接続の追加
Visual Web JSF ページへの表の追加
JavaServer Faces 式言語

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