「オプション」ウィンドウ: C/C++
関連項目
「オプション」ウィンドウの「C/C++」パネルを使用して、C および C++ プロジェクトの構築ツール、プロジェクト設定、コード支援設定、スタイルの整形、意味解釈の強調表示設定、および受け付けるファイル拡張子を構成できます。このパネルには、「ツール」>「オプション」を選択し、「C/C++」カテゴリをクリックしてアクセスできます。
「構築ツール」タブ
- 開発ホスト。「開発ホスト」ドロップダウンリストには、ローカルホストおよびユーザーが定義したリモートホストすべてが含まれています。リモートホストの使用については、「リモート開発」を参照してください。リモート開発ホストの追加と削除、デフォルトホストの変更、およびローカルホストでのリモートホストとのプロジェクトソースの共有が可能です。
- リモートホストを追加するには、「編集」をクリックします。「開発ホストマネージャー」ダイアログで、「追加」をクリックします。「新規サーバーを追加」ダイアログで、「開発サーバー」フィールドにホスト名を入力します。必要に応じて、デフォルトのログイン名を変更します。「パスワード」フィールドにパスワードを入力し、「了解」をクリックします。
- リモートホストを削除するには、「編集」をクリックします。「開発ホストマネージャー」ダイアログで、削除するホストを選択し、「削除」をクリックして、「了解」をクリックします。
- デフォルトの開発ホストとしてホストを設定するには、「開発ホスト」ドロップダウンリストからホストを選択します。
- ローカルホストのプロジェクトソースをリモートホストに割り当てるには、「パスマッパー」をクリックします。「パスのマップを編集」ダイアログで、「ホスト」ドロップダウンリストのリモートホストを選択します。各マッピング用に、「ローカルパス」フィールドにプロジェクトソースのローカルパスを入力し、「リモートパス」フィールドに対応するリモートパスを入力します。
- ツールコレクション。「ツールコレクション」リストには、現在の開発ホストとローカルホストで見つかったコレクションが表示されます。デフォルトのコレクションはボールドで表示されます。ローカルホストでは、コレクションを追加または削除してリストを変更できます。
- コレクションをリストに追加するには、「追加」をクリックし、「新規ツールコレクションの追加」ダイアログでベースディレクトリを指定します。「ツールコレクションファミリ」と「ツールコレクション名」は自動的に入力されます。コレクションに別の名前を指定することもできます。ファミリを変更する場合は、指定するファミリがコレクションに適切であることを確認してください。適切ではなかった場合、コンパイラのフラグが有効ではない可能性があります。
- コレクションをリストから削除するには、そのコレクションを選択して「削除」をクリックします。
- コレクションを複製するには、リストでコレクションを選択し、ダイアログでベースディレクトリ、ツールコレクションファミリ、またはツールコレクション名を変更します。
- コレクションをデフォルトに設定するには、コレクションを選択して「デフォルト」をクリックします。
- ベースディレクトリ。現在の開発ホストのコンパイラのベースディレクトリ。これらのフィールドは、ローカルホストの場合は編集できますが、リモートホストの場合は編集できません。
- C コンパイラ。 プロジェクトの構築に使用する C コンパイラ。デフォルトのコンパイラは、ベースディレクトリ内で検出された最初のコンパイラです。ドロップダウンリストからコンパイラを選択するか、またはリストから「追加」を選択して、同じディレクトリから別のコンパイラを追加することもできます。
- C++ コンパイラ。 プロジェクトの構築に使用する C++ コンパイラ。デフォルトのコンパイラは、選択したコンパイラコレクション内で検出された最初のコンパイラです。ドロップダウンリストからコンパイラを選択するか、またはリストから「追加」を選択して、同じディレクトリから別のコンパイラを追加することもできます。
- Fortran コンパイラ。プロジェクトの構築に使用する Fortran コンパイラ。デフォルトのコンパイラは、ベースディレクトリ内で検出された最初のコンパイラです。ドロップダウンリストからコンパイラを選択するか、またはリストから「追加」を選択して、同じディレクトリから別のコンパイラを追加することもできます。
- make コマンド。プロジェクトの構築に使用する make コマンド。デフォルトのコマンドは、ベースディレクトリ内で検出された最初のコマンドです。ベースディレクトリまたは別のディレクトリにある別のコマンドを選択するには、参照ボタンをクリックし、「選択ツール」ダイアログでそのコマンドを選択します。
- デバッガコマンド。プロジェクトのデバッグ時に使用する gbd コマンド。デフォルトのコマンドは、ベースディレクトリ内で検出された最初のコマンドです。ベースディレクトリまたは別のディレクトリにある別のコマンドを選択するには、参照ボタンをクリックし、「選択ツール」ダイアログでそのコマンドを選択します。
「プロジェクトオプション」タブ
- デフォルトプラットフォーム。新規プロジェクトの作成時に使用するデフォルトプラットフォーム。通常、このプロパティーを変更する必要はありません。
- make オプション。 make コマンドの汎用オプション。
- ファイルパスモード。 プロジェクトへのファイルパスの格納モード。「つねに相対」モードでは、プロジェクトのルートを基準にした相対パスで格納されます。「つねに絶対」モードでは、絶対パスで格納されます。「自動」モードでは、プロジェクト内の場合はプロジェクトのルートを基準にした相対パスで格納され、それ以外の場合は絶対パスで格納されます。
- 変更されたすべてのファイルを make を実行する前に保存。 選択すると、IDE で保存されていないすべてのファイルを保存してから make が実行されます。IDE でファイルを変更した場合は、ディスクに保存しないかぎり変更内容が make では認識されないため、このプロパティーは選択したままにしておくことを推奨します。
- 完了したプロセスの出力タブを再利用。 このプロパティーが選択されていると、単一の「出力」ウィンドウタブから前回の処理による make 出力が削除され、新しい make 出力が書き込まれます。このプロパティーの選択が解除されていると、各 make プロセス用に新しいタブが開かれます。
- 生成されたメイクファイル内の依存性チェックを有効にする。 メイクファイルに make state 文を追加します。
「コード支援」タブ
適切なコンパイラタブを選択します。内蔵パーサーが使用するインクルードファイルおよびマクロ定義の設定を変更します。
「スタイルの整形」タブ
「言語」ドロップダウンリストから言語を選択し、「スタイル名」リストからスタイルを選択します。スタイルのプロパティー設定を変更します。
「意味解釈の強調表示」タブ
- キャレットの下にある記号の出現をマーク。このオプションを選択すると、クラス、関数、変数、またはマクロをクリックしたときに、現在のファイル内でそのクラス、関数、変数、またはマクロが出現する個所がすべて強調表示されます。
- マークを保持。このオプションを選択すると、クラス、関数、変数、およびマクロの強調表示が維持されます。
- 非アクティブコードを強調表示。このオプションを選択すると、非アクティブコードが強調表示されます。
- クラスのフィールドを強調表示。このオプションを選択すると、クラスのフィールドが強調表示されます。
- 関数の名前を強調表示。このオプションを選択すると、関数の名前が強調表示されます。
- マクロを強調表示。このオプションを選択すると、マクロが強調表示されます。
- Typedef を強調表示。このオプションを選択すると、Typedef が強調表示されます。
「その他」タブ
C のソースファイル、C++ のソースファイル、および C と C++ のヘッダーファイルとして許可するファイル拡張子のリストを編集します。
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