BPEL デザイナー: WSDL および XML スキーマインポートの追加
関連項目
ビジネスプロセスの作成には、XML データの交換と操作が関与します。XML のデータ型は、通常、XML スキーマファイル ( .xsd ファイル) で定義されます。ビジネスプロセスでは、XML スキーマファイル (.xsd) を使用して、ビジネスプロセスで使用するビジネスデータを定義します。また、ビジネスプロセスには、パートナーサービスとのメッセージ交換も関与します。それらのパートナーサービス用のインタフェースは、WSDL ファイルで定義されます。
外部の、または新しい WSDL ファイルと XML スキーマファイルのデータを参照するには、次のいずれかの操作を行います。
- クロスプロジェクトの XML ファイル参照を使用します。つまり、ほかの IDE プロジェクトにある XML スキーマファイルや WSDL ファイルへの参照を、BPEL モジュールプロジェクト内から追加できます。追加については、「クロスプロジェクトの XML ファイル参照について」を参照してください。
- 外部の、または新しいファイルをビジネスプロセスにインポートします。インポートについては、次の手順を参照してください。
WSDL ファイルおよび XML スキーマファイルをインポートするには、次の大まかな手順に従います。
- リソースファイルを BPEL モジュールプロジェクトに追加します。
- これらのファイルをプロセスにインポートします。
この手順を実行しない場合、ビジネスプロセスの中でそれらのファイルを参照できません。
リソースファイル (.wsdl または .xsd) をインポートとして追加するには、次の手順に従います。
- 「ナビゲータ」ウィンドウの BPEL 論理ビューで、「インポート」ノードを右クリックし、インポートするファイルの形式によって「WSDL インポートを追加」または「スキーマインポートを追加」を選択します。
デザインビューでプロセスを右クリックし、「追加」>「WSDL インポート」または「追加」>「スキーマインポート」を選択することもできます。
- 「新規インポートの作成」ダイアログで、インポートとして追加するファイルをプロジェクト構造内で選択します。
- 最初に、プロジェクトディレクトリに格納されているファイルをプロジェクト構造に追加してください。そのあと、それらをインポートとして追加できます。すでに参照されているファイルには、取り消し線が表示されます。
- 読み取り専用の「名前空間」フィールドおよび「型」フィールドに値を表示し、「了解」をクリックします。
追加したばかりのリソースファイルが「ナビゲータ」ウィンドウの「インポート」ノードの下に表示されます。
- 関連項目
- XML スキーマツールについて
- クロスプロジェクト XML ファイル参照について
- XML スキーマファイルの作成
- WSDL ファイルの新規作成
- XML リソースの取得
- BPEL デザイナーナビゲーター: BPEL 論理ビュー
著作権と商標について