スキーマで制約された XML ドキュメントでのコード補完の概要

関連項目

XML ドキュメントが XML スキーマで制約されている場合は、XML ファイルでコード補完を使用できます。スキーマソースファイルでは、この制約がスキーマのルート要素の xsi:schemaLocation または xsi:noNamespaceSchemaLocation 属性で表されます。一般に、xsi:schemaLocation はターゲット名前空間を持つスキーマに使用し、xsi:noNamespaceSchemaLocation はターゲット名前空間を持たないスキーマに使用します。

一般的な規則として、ルート要素でスキーマの場所に必要な情報が提供されると、IDE はそれらのスキーマに基づいてコード補完を提示します。IDE は次の順番でスキーマを検出しようとします。

  1. ローカルファイルシステムを調べてスキーマを見つけます。
  2. ローカルファイルシステムに見つからない場合は、実行時カタログのルックアップを実行します。
  3. 見つからない場合は、それらをインターネットからフェッチしてローカルにキャッシュし、それらを使用して CC を提供してみてください

コード補完機能には、2 つのコード補完のタイプがあります。

XML インスタンスドキュメントでコード補完を使用する方法は複数あります。

XML ドキュメントで XML タグを補完する

  1. ソースエディタで XML ドキュメントを開き、内容の追加を開始する位置にカーソルを移動し、開始の小なり括弧 (<) を入力します。
    既存の要素でコード補完を使用する場合は、カーソルを要素内に位置付け、スペースキーを押すか、コード補完を起動する任意の文字を入力します。
  2. 手順 1 のあと、一時停止するか、または Ctrl-スペースキーを押します。
    コード補完ボックスが開きます。このボックスには、スキーマ要素のスクロールリストがあります。要素のリストは、現在の XML ファイルを制約する XML スキーマファイルに基づいたものになります。
  3. コード補完ボックスでの値の選択」の説明に従って、値を選択します。
    属性を持つコンポーネントを選択した場合は、次にスペースキーを押すと、その属性のコード補完ボックスが起動されます。

コード補完ボックスでの値の選択

次の中から最も便利な方法を使用して、コード補完ボックスで値を選択します。

関連項目
XML スキーマツールについて
コード補完機能の使用方法
ローカル DTD または XML スキーマリソースの登録

著作権と商標について