BPEL マッパーについて
関連項目
BPEL マッパーは、BPEL プロセスのデザインビューまたはソースビューのタブになっています。マッパーは、ビジネスプロセスデータの処理と指示を行うためのフレームワークを提供します。このフレームワークは、次のコンポーネントからなります。
- メニューバー。メニューバーは、BPEL マッピングを作成するために使用する演算子、必要な要素、XPath 関数を提供します。XPath 関数を構成している 述語 を組み込むことにより、BPEL マッピングを強化または拡張することもできます。
- ソースツリー区画。ソースツリー区画は左側にあり、ビジネスプロセスのデータ変数やパートナーリンクにアクセスするためのツリーコンポーネントを含みます。
- マッピング区画。マッピング区画は、BPEL マッピングを作成するためのキャンバスを含んでいます。メニューバーで関数を選択する場合は、マッピング区画に関数ボックスが表示されます。関数が引数を受け入れる場合は、関数ボックスの左側に、各引数に 1 つずつ、コネクタがあります。引数を省略できる場合は、引数名のあとに疑問符が表示されます。関数ボックスの右側には、結果用のコネクタが 1 つあります。BPEL マッパーは、次のビジネスプロセス要素に使用できます。
- 代入アクティビティー。1 つ以上のコピー割り当てを定義できます。
- If アクティビティー。条件を定義できます。
- If アクティビティー内の ElseIf 要素。条件を定義できます。
- ForEach アクティビティー。条件を定義できます。
- RepeatUntil アクティビティー。条件を定義できます。
- While アクティビティー。条件を定義できます。
- 待機アクティビティー。締切期限または期間を指定できます。
- onAlarm イベント。締切期限または期間を指定できます。
- 宛先ツリー区画。この区画は右側にあります。宛先区画のツリーコンポーネントは、マッピングしているビジネスプロセス要素によって異なります。この区画には、次のコンポーネントが含まれます。
- 代入アクティビティーの場合、右の区画には左の区画と同じツリーコンポーネントが入っています。
- If アクティビティー、ElseIf 要素、ForEach アクティビティー、RepeatUntil アクティビティー、および While アクティビティーの場合、右側の区画には「結果」ノードが入っています。
- 待機アクティビティーとアラーム時イベントの場合、右側の区画には、「締切期限」ノードまたは「期間」ノードが入っています。
「BPEL マッパー」ウィンドウを開くには、次の手順に従います。
- BPEL 図を開き、次のいずれかの操作を行います。
- BPEL マッパーが必要な要素をダブルクリックします。「マッパー」タブが開きます。
- マッパーが必要な要素を選択し、図のツールバーで「マッパー」タブをクリックします。
プロセスのマッパーと図を同時に表示したい場合は、マッパーを別ウィンドウに表示できます。詳細は、「ドキュメントビューのクローン」を参照してください。
- 関連項目
- BPEL マッピングの作成
- 述語の操作
- XPath 関数リファレンス
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