スコープ
関連項目
スコープアクティビティーは、実質的には独自のローカル変数、フォルトハンドラ、および相互関係セットを持つことができる子アクティビティーの集合です。スコープアクティビティーは、子要素の動作に関するコンテキストを提供します。親スコープ用に定義された属性は、そのスコープの内部でローカルでの可視性を持ちます。たとえば、あるスコープ用に宣言された変数は、そのスコープと、入れ子になったすべてのスコープの内部でのみ可視となります。それらの変数は、そのスコープの子アクティビティーに使用できます。
スコープ要素を使用するには、次の手順に従います。
- デザインビューで、パレットから図へスコープ要素をドラッグします。
- スコープ要素の内部を右クリックし、次のいずれかの属性を追加します。
- デザインビューで、アクティビティーをスコープ要素内に配置します。
- それらのアクティビティーの設定を行います。
- (省略可)「プロパティー」ウィンドウでスコープ要素の名前を入力します。
- 別の方法として、これらの属性を「ナビゲータ」ウィンドウから追加することもできます。ナビゲータの BPEL 論理ビューで、スコープのノードを右クリックし、「追加」を選択して、追加する属性を選択します。
- スコープアクティビティーに定義されている変数、フォルトハンドラ、相互関係セットなどのローカル属性を表示するには、ナビゲータの BPEL 論理ビューでこのスコープのノードを展開します。
- 関連項目
- BPEL デザイナーの変数について
- フォルトハンドラの追加
- BPEL デザイナーパレット: 構造化アクティビティー
- BPEL デザイナーのデザインビューについて
著作権と商標について