主クラスを指定しているの場合、IDE は、プロジェクトのクラスパス上の JAR ファイルを dist/lib フォルダに自動的にコピーします。また、IDE は個々の JAR ファイルをアプリケーション JAR の manifest.mf ファイル内の Class-Path 要素にも追加します。これによって、簡単に IDE の外部でアプリケーションを実行できます。詳細は、 IDE の外部に配備する JAR ファイルの準備 を参照してください。
また、プロジェクト間の実行時の依存関係が、コンパイル時の依存関係と異なる場合も、実行時クラスパスを調整する必要があります。たとえば、プロジェクト A がプロジェクト B を基にコンパイルされ、プロジェクト B がプロジェクト C を基にコンパイルされるが、プロジェクト A はプロジェクト C を基にコンパイルされないと仮定します。このことは、プロジェクト A の実行時クラスパスには、プロジェクト B のみ存在することを意味します。実行中の プロジェクト A がプロジェクト B と C の両方を必要とする場合は、プロジェクト A の実行時クラスパスにプロジェクト C を追加する必要があります。
プロジェクト。別の IDE プロジェクトの構築出力、ソースファイル、および Javadoc ファイル。クラスパスにプロジェクトを追加すると、プロジェクトは現在のプロジェクトに依存することになります。このため、プロジェクトの生成物を削除すると、必ずそのすべての依存プロジェクトの生成物も削除されます。またプロジェクトを構築すると、必ずその依存プロジェクトも構築されます。