表データプロバイダの実装は、List の内容をラップします。このデータプロバイダの一般的な用途は、メソッドによって返される文字列のリストをラップすることです。
フィールドキーやフィールド名を指定しても、常に現在のカーソル位置にあるオブジェクトが取得されます。このデータプロバイダは、データ内の特定の行に配置できるカーソルという概念を採用した TableDataProvider 実装の 1 つです。 TableDataProvider では、ランダムアクセスとカーソルベースのアクセスが可能です。前者の場合、FieldKey と RowKey の両方を指定します。後者の場合、FieldKey を指定しますが、RowKey はカーソルの現在の設定によって決まります。
List の直列化可能な実装である ArrayList を内部データ記憶領域として使用します。内部記憶領域は、 setList(List) メソッドを使ってスワップアウトできます。このデータプロバイダが直列化可能であるためには、そこに含まれる List が直列化可能な実装である必要があります。