JSF 標準画像コンポーネントの「プロパティー」ウィンドウ
関連項目
ビジュアルデザイナーの編集中のページで JavaServer Faces の画像コンポーネント
を選択すると、そのプロパティーが「プロパティー」ウィンドウに表示されます。
このコンポーネントのプロパティーの大部分は、ページ Bean では HtmlGraphicImage Java コンポーネントの JSP 属性およびプロパティーの両方になります。
この JavaServer Faces 標準コンポーネントには、次のプロパティーがあります。
「一般」
- id。
型: Text
ページ Bean および JSP ファイルでの画像コンポーネントの名前。
Appearance
- alt。
型: String
画像用の代替テキスト。HTML ページでグラフィック要素を説明し、スクリーンリーダーで読み取ることが可能で、ユーザーが Web ブラウザで画像の表示を無効にしたときに表示されるテキストです。HTML の <img> タグの alt 属性に相当します。
- height。
型: String
画像を実際の高さで表示しない場合は、画像を表示する高さをピクセル単位で設定します。HTML では、このプロパティーは、生成される <img> タグの height 属性になります。
- longdesc。
型: String
この画像の説明がある Web ページの URL。HTML では、このプロパティーは、生成される <img> タグの longdesc 属性になります。
- style。
型: String
コンポーネントに適用する階層式スタイルシートの規則 (CSS レベル 2)。このプロパティーは、プロジェクトの CSS ファイルの設定をオーバーライドします。例:
position: absolute; left: 288px; top: 312px
値を直接入力するか、省略符号ボタン (...) をクリックしてスタイルエディタを使用して入力します。
CSS2 スタイル属性の一覧は、次の Web ページを参照してください。
- styleClass。
型: String
コンポーネントの生成時に適用する CSS スタイルクラスの空白区切りのリスト。スタイルクラスは、プロジェクトのスタイルシートで定義されている必要があります。省略符号ボタン (...) を押すと、このプロパティーに追加できるすべてのスタイルが表示されます。プロジェクトの階層式スタイルシートに CSS のクラスや規則を追加する方法については、CSS エディタを参照してください。
- title。
型: String
スクリーンリーダーで読み取ることが可能で、ツールチップとして表示可能な、コンポーネントに関する補助的なタイトル情報。
- コンポーネントが使用不可にされていると、ほとんどのブラウザでツールチップが表示されません。
- width。
型: String
画像を実際の幅で表示しない場合は、画像を表示する幅をピクセル単位で設定します。HTML では、このプロパティーは、生成される <img> タグの width 属性になります。
Data
- value。
型: Object
/resources/image-file.gif などの画像への相対パスか、次のような画像を示す URL。
JavaScript
- onclick。
型: String
ユーザーが画像をクリックしたときに実行する JavaScript。
- ondblclick。
型: String
ユーザーが画像をダブルクリックしたときに実行する JavaScript。
- onkeydown。
型: String
画像にフォーカスがあり、キーが押されたときに実行する JavaScript。
- onkeypress。
型: String
画像にフォーカスがあり、キーが押されて離されたときに実行する JavaScript。
- onkeyup。
型: String
画像にフォーカスがあり、キーが離されたときに実行する JavaScript。
- onmousedown。
型: String
マウスカーソルが画像上にあり、ユーザーがマウスボタンを押し続けているときに実行する JavaScript。
- onmousemove。
型: String
ユーザーが画像上でマウスカーソルを動かしているときに実行する JavaScript。
- onmouseout。
型: String
ユーザーが画像上に置かれていたマウスカーソルを画像の外に動かしたときに実行する JavaScript。
- onmouseover。
型: String
ユーザーが画像上にマウスカーソルを置いたときに実行する JavaScript。
- onmouseup。
型: String
マウスカーソルが画像上にあり、そこでユーザーがマウスボタンを離したときに実行する JavaScript。
詳細
- dir。
型: String
たとえばテキストは英語だが、ページの主言語がヘブライ語であるためにテキストの方向性が継承されない場合の方向性の指示。HTML の <input> タグの dir 属性に相当します。
値は次のいずれかです。
- ismap。
型: boolean
選択した場合、画像はサーバー側の画像マップで、ハイパーリンクで囲まれている必要があります。
- lang。
型: String
コンポーネント用に生成されたマークアップに使用する言語を表すコード。HTML の <input> タグの lang 属性に相当します。言語コードを選択するには、省略符号ボタン (...) をクリックしてプロパティーエディタを開きます。たとえば、以下のような言語コードです。
ar - アラビア語
de - ドイツ語en - 英語
es - スペイン語
fr - フランス語
ja - 日本語
プロパティーエディタで提供しているコードのほかに、ISO 規格の名前を使って別のコードを入力することもできます。たとえば、以下のような言語コードです。
en-US - 米語
ja-JP - 日本語
zh-guoyu - 標準中国語 (マンダリン語)
zh-Hans - 簡体字中国語
zh-Hant - 繁体字中国語
- rendered。
型: boolean
選択した場合、ページが送信されるたびにコンポーネントが描画され、処理されます。選択しなかった場合、コンポーネントがページに表示されることはなく、非表示コンポーネントとしても描画されません。
コンポーネントを描画するタイミングを決定する変数に、このプロパティーをバインドできます。たとえば航空機の予約フォームで、頻繁に利用する顧客にはコンポーネントを表示し、一般の利用客には表示しないようにできます。このプロパティーをバインドするには、ビジュアルデザイナーでコンポーネントを右クリックして、「プロパティーのバインド」を選択し、「すべて」ラジオボタンを選択します。これで、すべてのプロパティーが表示され、「rendered」プロパティーをバインドできます。
- usemap。
型: String
このコンポーネントが画像を提供するクライアント側の画像マップの名前。
- 関連項目
- 標準画像コンポーネント
- コンポーネントの手順
- コンポーネント関連の手順早見表
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