ローカリゼーションは、ソフトウェアを技術的に変更せずにさまざまな言語および地域に合わせる (ローカライズする) ことができるように、ソフトウェアをデザインするプロセスです。アプリケーションのローカライズを行うときは、アプリケーションの各要素 (画面テキスト、メニュー、アイコンなど) に、代替言語の値を指定します。
NetBeans IDE では、 「新規ローカリゼーションサポートクラス」ウィザード を使用して、アプリケーションのローカライズに必要な次のファイルを作成できます。
.properties )。プロパティーリソースバンドル内には、次のように、キーと値のペアが列挙されています。
TEXT_NOT_FOUND=No text available for this locale.
TEXT_HELLO=Hello, world!
TEXT_WARNING=There are {0} warnings in the file {1}.
BUTTON_FINISH=Finish
アプリケーションのキーと値のペアを作成したあと、コード内で getMessage() メソッドを使用すると、呼び出したキーの適切な値が分かります。この初期設定メソッドは、 getMessage(java.lang.String) メソッド呼び出しが最初に試行されたときに、自動的に呼び出されます。
例 : LocalizationSupport.getMessage("TEXT_HELLO")