スタイルエディタ の「テキストブロック」パネルを使用すると、JavaServer Faces (JSF) コンポーネントのテキストブロックに対する CSS (Cascading Style Sheet) 宣言を設定できます。これらの宣言は、ページ内のブロックレベル要素内の余白を指定するものです。「style」プロパティーに追加した宣言は、そのページの CSS ファイルで定義されているその宣言に対応する CSS ルールに優先します。
「テキストブロック」パネルで設定できるスタイル宣言は次のとおりです。
text-align を設定します。このプロパティーは、コンポーネントの左右のマージン内でテキストの水平位置揃え (「left」、「center」、「right」、「justify」) を指定します。vertical-align を設定します。このプロパティーは、同じ行にあるテキストの基底線か、その他のオブジェクトの基底線に相対させて、コンポーネントの内容をどこに表示させるかを指定します。この設定を使用すると、ほかのコンポーネントやテキストに対して相対的にテキストブロックを上下に表示させることができます。たとえば、画像のコンポーネントの垂直位置揃えを baseline に設定すると、画像の下辺がテキストの基底線と同じになり、2 つは同じ行に表示されます。
コンポーネントの表示位置は、パーセント単位の数値で指定することも、基底線からの上下の距離を数値で指定することもできます。パーセント単位での指定は、コンポーネントの行の高さに基づきます。数値を入力したあとは Enter キーを押して、単位を指定するためのドロップダウンリストを有効にしてください。
text-indent を設定します。このプロパティーは、テキストブロックの段落の最初の 1 行のインデントを指定します。数値は、ドロップダウンリストから選択することも、入力することもできます。数値を入力したあとは Enter キーを押して、単位を指定するためのドロップダウンリストを有効にしてください。direction を設定します。このプロパティーは、テキストの表示方向を指定します。たとえば、英語の場合は右から左 (rtl) に表示しますが、ヘブライ語の場合は左から右 (ltr) になります。このプロパティーを指定する場合は、段落の正しい側がインデントされるように「インデント」プロパティーも確認してください。 word-spacing を設定します。このプロパティーは単語の間の間隔を指定します。 letter-spacing を設定します。このプロパティーは文字の間隔を指定します。 line-height を設定します。このプロパティーはテキストの行の高さを指定します。行の高さは、上下に並んだテキストの基底線間の距離を指します。