スタイルエディタ の「フォント」パネルを使用すると、JavaServer Faces (JSF) コンポーネントのフォントに対する CSS (Cascading Style Sheet) 宣言を設定できます。「style」プロパティーに追加した宣言は、そのページの CSS ファイルで定義されているその宣言に対応する CSS ルールに優先します。
「フォント」パネルで設定できるスタイル宣言は次のとおりです。
font-family を設定します。ブラウザは、ページを描画する際に、このプロパティーで設定された特定のフォントまたはそのフォントファミリの一部であるフォントの使用を試みます。試行順序は、ユーザーのシステムに表示されているフォントを左から右へと順に、指定された各フォントとシステムにインストールされているフォントを比較しながら一致するフォントが見つかるまで検索していきます。フォントまたはフォントセットをリストから選択することも、「編集」ボタンをクリックし、「フォントファミリを編集」ダイアログでフォントを追加し、選択することもできます。font-size を設定します。このプロパティーは、フォントの大きさを指定します。サイズ値は、フィールドの下にあるリストから選択することも、直接数値を入力することもできます。サイズを設定したら、右側にあるドロップダウンリストからフォントサイズの単位を選択します。 font-style を設定します。このプロパティーは、フォントを標準 (normal) またはイタリック (italic) か斜体 (oblique ) で表示することを指定します。一部のフォントにはイタリック体がありません。一般的にはイタリックも斜体も同じものが表示されます。font-size を設定します。このプロパティーは、フォントをボールドにするかどうかを指定します。フォントによっては、ドロップダウンリストから「bolder」および「lighter」の設定を選択できるものもあります。font-variant を設定します。このプロパティーを指定すると、フォントが小文字 (small-caps) で表示されます。 font-color を設定します。このプロパティーはフォント色を指定します。具体的には次のことが可能です。
rgb(赤の値,緑の値,青の値) の形式で指定します。たとえば、白の値は rgb(255,255,255) となります。次の表に標準色を挙げます。
| 色の名前と RGB 値 | |||
|---|---|---|---|
| Black = "#000000" | Green = "#008000" | ||
| Silver = "#C0C0C0" | Lime = "#00FF00" | ||
| Gray = "#808080" | Olive = "#808000" | ||
| White = "#FFFFFF" | Yellow = "#FFFF00" | ||
| Maroon = "#800000" | Navy = "#000080" | ||
| Red = "#FF0000" | Blue = "#0000FF" | ||
| Purple = "#800080" | Teal = "#008080" | ||
| Fuchsia = "#FF00FF" | Aqua = "#00FFFF" | ||
text-decoration を設定します。このプロパティーは、テキストに対し、「下線」、「上線」、「line-through)、または「装飾なし」(none) を指定します。チェックボックスで指定できるので、複数の装飾を指定できます。