「WSDL」ビューを使用したプロパティーおよびプロパティー別名の構成

関連項目

BPEL サービスエンジンでは、相互関係と呼ばれる仕組みが使用され、BPEL プロセスとそのパートナーサービスの間で一般的に発生し、長時間実行される複数のステートフルなメッセージ交換を追跡します。

BPEL プロセスで相互関係を有効にする手順には、次の初期手順があり、この手順は WSDL ファイルで行う必要があります。

WSDL ファイルでこの手順を実行すると、BPEL プロセスに相互関係セットを作成できます。相互関係セットは、1 つ以上のプロパティーを参照します。その相互関係セットは、メッセージアクティビティー (呼び出し、返信、受信)、およびピック要素のメッセージ時分岐によって使用されます。

WSDL ファイルにプロパティーを追加するには、次の手順に従います。

  1. 「WSDL」ビューで「拡張性要素」ノードを右クリックし、「追加」>「プロパティー」を選択します。
    「拡張性要素」ノードにプロパティーノードが表示されます。
  2. 「プロパティー」ウィンドウが表示されない場合は、「ウィンドウ」>「プロパティー」を選択します。
  3. プロパティーノードを選択します。
  4. 名前プロパティーを設定します。
  5. ElementOrType プロパティーに、stringdate などの組み込み単純型を設定できます。インラインスキーマを追加した場合、またはスキーマをインポートした場合は、スキーマから型を選択できます。

WSDL ファイルにプロパティー別名を追加するには、次の手順に従います。

  1. 「WSDL」ビューで「拡張性要素」ノードを右クリックし、「追加」>「プロパティー別名」を選択します。
    「拡張性要素」ノードにプロパティー別名ノードが表示されます。
  2. 「プロパティー」ウィンドウが表示されない場合は、「ウィンドウ」>「プロパティー」を選択します。
  3. プロパティー別名ノードを選択します。
  4. propertyName プロパティーおよび ElementOrTypeOrMessagePart プロパティーに値を指定します。これらのプロパティーを使用すると、データをメッセージからプロパティー値にマッピングできます。
  5. クエリーを追加するには、プロパティー別名ノードを右クリックして「追加」>「クエリー」を選択します。
    クエリーノードが表示されます。クエリーノードを使用して、クエリー言語とクエリーのテキストを設定できます。
関連項目
「WSDL」ビューについて

著作権と商標について