JSF 1.2 の警告コンポーネント
関連項目
警告コンポーネント
を使用すると、ページに直接警告メッセージを表示できます。警告メッセージは、警告のタイプ (情報、警告、エラー、または成功、あるいは、indicators プロパティーに指定されたユーザー定義のタイプ) を示すアイコンと概要メッセージ、および詳細メッセージ (省略可能) で構成されます。
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このコンポーネントは JavaServer Faces 1.2 コンポーネントです。プロジェクトが Java EE 5 を使用する場合、このバージョンの JavaServer Faces を使用するコンポーネントが表示されます。JavaServer Faces 1.2 についての詳細は、次を参照してください。
- 「
summary 」プロパティーが定義されていない場合は、警告コンポーネントは表示されません。
ボタンをビジュアルデザイナーにドラッグすると、次の操作を実行できます。
- 概要メッセージのテキストを入力する。
- 警告コンポーネントを選択し、 「プロパティー」ウィンドウ でプロパティーを編集する。たとえば、次のプロパティーを設定できます。
- id。コンポーネントの名前。JSP ファイルでは、この名前がコンポーネントの
id 属性の値になります。ページ Bean では、このプロパティーの値が Alert オブジェクトの名前になります。
- summary。警告の内容を示す短いテキストメッセージ。
- detail。「summary」よりも詳細なテキストメッセージ。
- type。警告の重要度を示す詳細プロパティー。重要度によって、概要の左側に表示されるアイコンが異なります。プロパティーのドロップダウンリストから項目を選択すると、ビジュアルデザイナーでアイコンが変化します。
- 警告コンポーネントを右クリックして、いずれかのアクションを選択する。
- イベントハンドラ action を編集。「プロパティー」ウィンドウで「
urlText」プロパティーを設定することによって詳細セクションに追加されたハイパーリンクを、ユーザーがクリックしたときに呼び出すメソッドなど、アクションのイベントハンドラのコードを作成します。このメソッドは特定の条件に基づいて開くページまたはリソースを決定します。一般に、このアクションメソッドはマウスのクリックを処理し、ページのナビゲーションケース (case) 名を示す文字列 (次に表示するアプリケーション内のページ) を返します。このメソッドのデフォルト名は alert-id_action で、alert-id は警告コンポーネントの「id」プロパティーの値です。
- データにバインド。概要テキストを動的に設定します。テキストは、データベース表の列など、指定されたオブジェクトまたはデータプロバイダから取得します。詳細については、「データにバインド」ダイアログを参照してください。
- プロパティーのバインド。「
summary 」プロパティーのほかに、コンポーネントのプロパティーを自動的に更新するほかのオブジェクトや Bean プロパティーに、このコンポーネントのプロパティーをバインドするためのダイアログが開きます。
- バインド属性を追加。このオプションは、コンポーネントにバインド属性を追加します。
- 注: コンポーネントを Java コードで書く予定の場合は、バインド属性を手動で追加する必要があります。このバインド属性は、値バインド式を使用してバッキングページ Bean のプロパティーにバインドされます。
- バインド属性を削除。このオプションは、バインド属性をコンポーネントから削除します。
- 位置揃え 。複数のコンポーネントを選択している場合は、その位置関係を指定できます。現在のコンポーネントだけを選択している場合は、コンポーネントを移動するときに背景のグリッドにスナップさせるかどうかを選択できます。
- ブラウザでプレビュー。システムのデフォルトの Web ブラウザで、ページがどのように表示されるかを確認できます。
- 関連項目
- 警告コンポーネントの「プロパティー」ウィンドウ
- コンポーネントのプロパティーのバインド
- コンポーネントの手順
- コンポーネント関連の手順早見表
- Visual Web の「パレット」について
著作権と商標について